訪問介護の面接で聞かれる質問例20選!服装についても紹介
「訪問介護の面接って何を聞かれるの?」
「服装や持ち物、気を付けることについても知りたい」
これから訪問介護の面接を受ける人のなかには、面接で何を話そうか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
残念ながら、面接で何を聞かれるかは直前まで誰にも分かりません。
しかし、面接内容の傾向を把握したり、相手に好印象を与えるための対策をしたりすることは可能です。
そこで今回「みーつけあ」では、訪問介護の面接で聞かれる質問例を20個ピックアップしました。
また、服装や持ち物に関しても触れています。面接前に確認をして、好印象を与えられるように備えましょう。
1.訪問介護の面接で気を付けることとは?
まず始めに、面接の際に気を付けるべきポイントについて紹介します。
訪問介護に限らず、どのような仕事の面接においても「第一印象」は重要です。
たとえ能力が優れていたとしても、相手に自分の魅力を伝えられなければ面接に落ちてしまうこともあるでしょう。
本記事で紹介する基本的なポイントは、以下の3つです。
- 表情は明るく元気に
- 言葉遣いは丁寧にはっきりと
- コミュニケーションを取る
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
ポイント1.表情は明るく元気に
面接の担当者には、できる限り明るい表情で元気よく接してください。
無理に作り笑いをしたり、空元気になったりする必要はありません。
相手が不快にならない程度に、自分にとって一番明るい表情を心がければ大丈夫です。
前向きな気持ちが表情にも出せれば、それだけでも相手に好印象を与えることができるでしょう。
ポイント2.言葉遣いは丁寧にはっきりと
2つ目のポイントは、言葉を丁寧にはっきりと伝えることです。
当たり障りのない敬語を意識して、落ち着いて話すように心がけましょう。
とくに、声が小さすぎたり話が早すぎたりして、「もう一回言ってもらえる?」と相手に指摘されてしまいがちな人は、意識的に声量を上げたり、ゆっくり話すようにすると、相手に伝わりやすくなります。
ポイント3.コミュニケーションを取る
3つ目のポイントは、ちゃんと相手の話を聞くことです。
面接担当者は、仕事能力だけを評価しているわけではありません。とくにコミュニケーション能力の有無は、直接話して感じ取る人がほとんどでしょう。
面接担当者の話を理解しておらず、言葉のキャッチボールができないことが原因で面接に落ちる人もいるはずです。
積極的なアピールも大事ですが、意思疎通を図ることも忘れないようにしましょう。
2.訪問介護の面接におすすめの服装と持ち物
ここからは、面接におすすめの服装や持ち物について紹介します。
面接と言えば、履歴書を持参することが一般的です。しかし、「履歴書さえ準備していればよい」というわけではありません。
第一印象をよくするためには、服装や持ち物にも気を使いましょう。
それぞれの注意点について、より詳しく解説します。
服装は落ち着いた雰囲気を大事に
面接の服装は、指摘がなければカジュアルな私服でも問題ありません。
ただし、サンダルやジーンズといったラフ過ぎる服装や、柄シャツやアクセサリーなど派手すぎる服装は控えましょう。
白やグレー系といった、落ち着いた色合いの柄なしシャツとズボンが理想的です。
もし、服装に悩んでしまうのであれば、男女共通でスーツを着て行くことをおすすめします。
【補足】顔や手元の身だしなみにも気を使おう!
服装に限らず、ヒゲや爪にも注意が必要です。
近年では、髪型をうるさく言われるケースは減りましたが、一般的に見て明らかに不快に思われる色合いや奇抜な髪型は控えたほうがよいでしょう。
男性であれば、無精髭は整えたほうが好印象です。
爪が伸びすぎているのであれば、あらかじめ短く整えておきましょう。付け爪は控えて、マニキュアは自然な色合いに留めることをおすすめします。
持ち物は履歴書以外にも備える
面接では、仕事内容に関する重要な話をしたり、アンケートに答えたりすることもあります。
そのため、履歴書だけではなく、筆記用具やメモ帳を一緒に持参するとよいでしょう。
面接先で貸してもらうことも可能ですが、自分で持参することで「用意周到な人だな」と、第一印象がよくなります。
また、当日にそのまま採用が決まることもあるかもしれません。
迅速に書類のサインができるように、印鑑を用意しておくこともおすすめです。
3.訪問介護の面接で聞かれる質問例15選
訪問介護の面接で気を付けるべきことについて、基本的な内容は理解できたでしょうか。
ここからは、実際に面接で聞かれる質問例を紹介します。本記事では、全部で20個の質問例をピックアップしました。
これらの質問例を把握しておくことで、事前に自分なりの回答を準備しておくことができます。
いざ面接に行ったときに、「思ったようにアピールができなかった」と落ち込んでしまわぬように備えておくことが重要です。
まず始めに、一般的によく聞かれる質問例を15個見ていきましょう。
質問例1.志望動機を教えて下さい
志望動機は、応募先への理解度や認知度を確認するためによく聞かれる質問です。
面接担当者は「なぜ自社を選んだのか?」を知りたがっています。
そのため、「自宅から近かったから」や「時給が高かったから」といった、私欲目的の発言は控えましょう。
【模範回答例】
「私は、人とコミュニケーションが取れる仕事が好きなので、より幅広い年齢層と関われる介護の仕事に興味がありました。こちらの事業所のHPを拝見したところ、利用者へのコミュニケーションに限らず、従業員同士のチームワークも大切にしている雰囲気が伝わったので、私も一緒に働いてみたいと感じました。」
志望動機で重要なのは、「別に他の事業所でも変わらないじゃないか」と思われてしまうような回答を避けることです。
事前に下調べをして、面接先のどこに興味を示したのか?を伝えるようにしましょう。
質問例2.訪問介護の経験はありますか?
介護経験の有無は、力量を見定めるためにどの職種でも聞かれることが多い質問です。
そうとはいっても、経験がないから落とされるということは滅多にないので安心してください。
求人に「経験者求む」といった条件でもない限り、面接結果に直接響くケースは少ないでしょう。
【模範回答例】
「介護経験はありませんが、母が祖父の介護をしていたので、付き添いをさせてもらったことはあります。」
介護経験がないからといって、とくに嘘をつく必要はありません。
もし、介護経験がある人であれば、どのような事業所でどういった業務をしていたのかについて、正直に答えるとよいでしょう。
質問例3.前の仕事は何をしていましたか?
前職については、あなたのスキルを確認するために質問されることがあります。
こちらに関しても、直接合否に関わるわけではなく、あくまで「どのような能力があるのか?」を確認することが目的です。
【模範回答例】
「前職は、コンビニの接客業と発注業務を担当していました。老若男女問わず、人と関わることには慣れているので、クレーム対応も冷静に対応できます。」
前職について聞かれた場合には、「コンビニ店員です」といったように、ただ職種を答えるのは控えましょう。
具体的に、どのような業務経験があるのかを答えることで、面接担当者はよりあなたのスキルを把握できます。
質問例4.なぜ退職されたのですか?
退職理由は、「すぐに辞めないだろうか?」や「トラブルはないだろうか?」といった点をチェックするために聞かれやすい質問です。
そのため、「人間関係が合わなかった」や「給料が悪かった」といった、一身上の都合による理由は面接に落ちる要因になる場合があります。
【模範回答例】
「引っ越しに伴い、退職しました。」
「介護業界で本格的に活躍がしたいと思い、退職しました。」
あくまで、正当な理由によって退職をすることになったというエピソードを話すようにしましょう。
質問例5.なぜ介護の仕事を選んだのですか?
志望動機とも似ていますが、介護の仕事がしたい理由について確認することで、今後どのような働き方を希望しているのか?を確認する場合に質問されることがあります。
そのため、「社会貢献がしたい」や「高齢者との会話が好き」といった理由だけでは、説得力にかけてしまうかもしれません。
【模範回答例】
「以前、母が祖父の介護をしていた付き添いをしたときに、介護の大変さと同時にやりがいを感じました。それに、介護業界は今後もニーズが高まる仕事だと思うので、さらに介護知識や技術を高めて、より多くの人を支えられるようになりたいと考えているからです。」
介護を選んだ理由として、何がきっかけだったのか?を交えて話すことで、説得力が増します。
さらに、今後の目標についても付け加えることで、介護の仕事を選んだ理由として納得できる回答になるでしょう。
質問例6.今後、どのような資格を取得したいですか?
訪問介護ヘルパーとして働くためには、介護資格が必ず必要です。
そのため、仮に現在無資格であったとしても「キャリアアップは視野に入れているのか?」を確認するために聞かれることがあります。
【模範回答例】
「現在は無資格なので、まずは仕事をしながら介護職員初任者研修の修了を目指します。仕事に慣れてきたら、実務者研修の修了も考えています。さらに実務経験を積んだ後、より幅広く介護の仕事に携わりたいと感じるようであれば、介護福祉士の取得も検討したいです。」
無資格であれば、あまり先の話は見えないはずですので、目先の目標と今後の意気込みを伝えるとよいでしょう。
もし、介護職員初任者研修を修了しているのであれば、業務を通してキャリアアップを検討している旨を伝えてください。
▼資格に関しては、以下の記事をご参考ください。
>>訪問介護が初めてなら確認したい5つのこと!資格も紹介
質問例7.残業はできますか?
訪問介護ではあまり聞かれない質問かもしれませんが、正社員として働く場合には、他のヘルパーさんの穴埋め要因として残業をすることもあります。
このような場合には、「残業は無理です」とストレートに伝えてしまわぬように注意しましょう。
【模範回答例】
「子供の迎えがあるため、18時以降の業務は難しいです。しかし、子供の学校や保育園が休みの日であれば残業できます。」
このように、ただ断るのではなく、できる限りは協力したいという意欲を伝えることが重要です。
質問例8.目標や課題はありますか?
目標や課題に関しては、仕事へのモチベーションや、克服したい自分の課題が見えているか?といった点を確認するために聞かれることがある質問です。
「とくにありません」や「まだ分からないことばかりなので、精一杯頑張ります」といった消極的な回答にならないように気をつけましょう。
【模範回答例】
「介護職員初任者研修を修了してからまだ日が浅いですが、早く実践に活かせるように努めたいです。また、結果を焦りすぎてしまう傾向があるので、一つひとつ確実に業務に慣れていき、将来的には上位資格の取得も検討します。」
たとえ経験不足であっても、将来に向けて前向きな姿勢を見せることで、好印象を与えることができます。
質問例9.仕事で大切にしていることは何ですか?
この質問は、社会貢献力の有無や、事業所の方針に合うかどうか?を確認するために聞かれることがあります。
しかし、仕事に対する価値観は人それぞれです。
正しい回答例があるわけではありませんが、「仕事よりもプライベートの時間を大切にしています」といった否定的な回答は印象を悪くしてしまう恐れがあるでしょう。
【模範回答例】
「指示を待つだけではなく、常に自発的に考えて行動できるように心がけています」
訪問介護の仕事は、利用者の1対1で介護サービスを提供しなければなりません。
そのため、自分で考えて的確な判断ができる人材は優遇されやすいでしょう。
無理にハードルを上げる必要はありませんが、自分なりの前向きな姿勢を伝えることが大切です。
質問例10.あなたの長所や短所を教えて下さい
あまり頻繁に聞かれる質問ではありませんが、自己分析能力を知りたい面接担当者からは聞かれやすい質問です。
嘘をつく必要はありませんが、「元気が取り柄です」といった抽象的な回答や、「イライラしやすい短所があります」という明らかにマイナスイメージに繋がる発言は控えましょう。
【模範回答例】
「人の話に耳を傾けることに長けていて、常に状況に応じて行動できると思っています。ただ、一つのことに集中してしまいがちなので、より視野を広げて立ち回れるように心がけています。」
長所は、謙虚さも意識して伝えましょう。
短所に関しては、自分なりの改善方法も一緒に伝えると、自己分析と改善能力の評価に繋がります。
質問例11.趣味や特技はありますか?
こちらは、質問する人としない人で極端に分かれやすい例です。
質問の意図としては、仕事とプライベートの切り替えが上手くできるかできないか?を判断するときに聞かれることがあります。
つまり、ストレス発散が上手くできる人であるか?を確認したいというケースです。
そのため「とくにありません」や「ギャンブル、お酒が趣味です」といった極端な回答はおすすめしません。
【模範回答例】
「私は料理が得意です。レパートリーが多いと家族が喜んでくれるので、毎日いろいろなレシピを研究しています。」
そこまで深く考える必要はありませんので、なぜ得意なのか?どのような楽しみがあるのか?を伝えれば問題ないでしょう。
質問例12.体力や健康面に不安はありますか?
訪問介護の仕事は、利用者の体を持ち上げたり支えたりする機会が多いです。
そのため、体力に自信があるかどうか?を確認するために聞かれやすい質問となっています。
明らかに「全く動けません」や「体調を崩しやすく、病院通いが続いています」と回答してしまう人であれば、「仕事が休みがちになるのでは?」と判断されてしまうかもしれません。
【模範回答例】
「ホテルの清掃経験があり、足腰を使う仕事には慣れています。」
「肉体労働の経験は少ないですが、常に健康で欠勤をしたことはほとんどありません。」
上記のように、あくまで人並みに健康であるということをアピールできれば、仕事には支障がないことを伝えられます。
ただし、本当に持病があるのであれば、正直に伝えたうえで、「それでも仕事には前向きに取り組めます」という姿勢を伝えるとよいでしょう。
質問例13.どれくらい働けますか?
どのくらい働けるか?という質問は、あくまでシフト調整の確認のために質問されることがあります。
応募条件が「週1〜、1h〜からOK」というような場合であれば、面接の合否に関わることはありません。
ただし、「週3〜、3h〜から募集」というような応募条件に対して、「週に1回しか働けません」という回答はNGです。
応募条件と異なる回答でなければ、希望する日数を伝えれば問題ないでしょう。
質問例14.普段から高齢者と関わりがありますか?
こちらの質問は、高齢者と接することに抵抗がないかどうかを確認するために聞かれることがあります。
なぜなら、ほとんど高齢者と接したことのない人は「こんなに大変だとは思わなかった」と、すぐに辞めてしまうことが多いからです。
とくに、若い世代の面接で聞かれることがあるため、回答を準備をしておくとよいでしょう。
【模範回答例】
「祖父母の家が近く、月に数回は顔を出しています。また、最近では祖父の介護をする母の手伝いを通じて、『ありがとう』という言葉をかけてもらえたことが嬉しくて、自分自身も介護の仕事に興味を持ちました。」
もし、本当に高齢者との関わりが薄い人であれば、「普段からニュースやYouTubeなどで介護現場の実態を学んでいます」と伝えることで、高齢者への理解があることを伝えられるでしょう。
質問例15.何か質問はありますか?
訪問介護の面接では、高確率で最後に聞かれる質問です。
この際、「とくにありません」と答えるのは、意識が低い印象を与えてしまうため控えましょう。
気になる点を全て面接で話してもらえたのであれば、「面接中に全てお聞きしましたので大丈夫です、丁寧にありがとうございました。」と伝えてください。
【模範回答例】
「もし採用させていただける場合には、事前に必要な準備や勉強はありますか?」
「資格支援制度や社内研修制度について、具体的な内容を教えて下さい」
このように、介護の仕事に前向きな姿勢を感じられるよな「逆質問」を用意しておくことで、好印象を与えることができるでしょう。
4.訪問介護経験者が面接で聞かれやすい質問例5選
ここからは、訪問介護経験者が面接で聞かれやすい質問例について5つほど紹介します。
経験者の場合、以前の事業所での業務内容や実績年数、より細かい介護関連の理解度について聞かれることもあるでしょう。
そのような場合にも、ある程度質問例を把握しておくことで、より自分のスキルや実績をアピールすることができます。
それぞれの模範回答も、ぜひご参考ください。
例1.気難しい利用者にはどのように対処していましたか?
利用者のなかには、家族の意思によって在宅介護を利用している人も多く、訪問介護ヘルパーのことを嫌がる人も少なくありません。
このような質問に対して、「気にせず業務に集中します」と冷たい回答をしてしまうと、後々トラブルの原因になるかもしれないと不安にさせてしまうでしょう。
【模範回答例】
「逆撫でさせるような言動は控えて、利用者さんに必要な介護サービスの提供に注力します。そして、少しでも良質な関係を築けるように接してきました」
利用者のために慈悲の心でもって対応できる性格であることをアピールすることで、介護に適した人間性を評価してもらえるでしょう。
例2.認知症の利用者を介護した経験はありますか?
人手不足に悩んでいる事業所であれば、より介護の難易度が高い認知症の利用者にも対応できる訪問介護ヘルパーを優遇したいと考えている場合もあります。
「認知症の利用者は正直苦手でした」や「担当からはなるべく外していただきたいです」といったマイナスアプローチをしてしまうと、面接の合否結果に影響が出てくるかもしれません。
【模範回答例】
「認知症の利用者の介護も、積極的に対応していました。常に親しみやすい口調を心がけています。」
従事できる仕事を選ばないという姿勢を見せることで、実際の現場でも戦力になることをアピールすることができて、採用率を大幅にアップさせることができるでしょう。
例3.情報共有するために工夫していることはありますか?
訪問介護事業所では、利用者だけに限らずその家族や同僚、サービス責任者ともコミュニケーションが必要です。
そのため、普段から「報告・連絡・相談」が適切にできる人材であるか?を確認したい場合に聞かれることがあります。
「とくにありません」といった返答は避けましょう。
【模範回答例】
「利用者の体調、機嫌、投薬情報などは、常に活動記録に記載しています。ご家族や同僚とも情報共有をして、利用者が安心できる環境作りを心がけています。」
このように、情報共有にも力を入れていることをアピールすることで、協調性を評価してもらえるでしょう。
例4.利用者の異変や事故にも対応できますか?
訪問介護の現場では、利用者が急に体調を崩したり、転んで怪我をしてしまうということも考えられます。
このような場合にパニックにならず、適切な判断ができるか?を知りたい場合に聞かれる質問です。
「まだ経験がないので分かりません」といった回答は避けて、実際の現場でできる対応例を伝えましょう。
【模範回答例】
「急を要する異変が合った場合には、躊躇なく救急車を呼び、事業所にも連絡します。もし体調不良が見られたら、かかりつけ医に連絡して症状を問い合わせます。その後、必要に応じて診察予約も行い、事業所やご家族にもその旨をお伝えします。」
緊急時であっても、冷静に判断して行動できる人材はとても重宝されます。
もし経験がなかったとしても、常にイメージトレーニングを行って、心の準備を整えておきましょう。
例5.キャリアアップは考えていますか?
訪問介護の経験者であれば、今後どのように活躍していきたいのか?を確認するために聞かれることがあります。
この質問によって、介護業界への関心度や姿勢をアピールすることができるでしょう。
「現在の資格でできるだけの仕事をします」といった回答は、戦力的に不安要素を与えてしまうので注意が必要です。
【模範回答例】
「現在、実務者研修を修了して実績経験が2年ほどなので、あと1年の実務経験を積んだ後に介護福祉士の取得を目指したいです。将来的には、現場の仕事に限らず、管理職やケアマネジャーの仕事にも挑戦してみたいと考えています」
このように、具体的なキャリアプランをアピールすることができれば、面接担当者にも好印象を与えることができるでしょう。
5.訪問介護の面接後の合否連絡はいつ?
最後に、面接の合否連絡に関して紹介します。
面接後の合否連絡は各事業所によってさまざまです。主には、電話連絡、郵便報告、メール報告などがあります。
詳しく報告日時を知りたいときは、面接中に確認しておきましょう。
口コミでも面接後の不安の声は多い
口コミでは、「採用されたのにその後の仕事指示がこない」と不安を漏らす声も多いです。
採用後の対応も、各事業所によって大きく異なります。
なぜなら、指導担当者を決めたり、担当する利用者を決めたりする時間が相応に必要だからです。
採用後の指示があまりにも遅い場合は、自ら連絡して状況を確認してみるとよいでしょう。
▼訪問介護の面接に関しては、以下の記事も参考になります。
>>登録ヘルパーの面接で使える豆知識!服装や履歴書の書き方について
>>登録ヘルパーの面接は受からないケースもある?!対策や気をつけるポイントについて
どのような質問にも答えられるように準備しよう!
訪問介護の面接を受ける際には、事前に複数の質問内容を把握して、備えておくことが重要です。
マイナスなイメージを持たせないように、仕事に対する意欲や姿勢をアピールしてください。
また、服装にもできる限り気を使い、真摯な対応を心がけましょう。
本記事が、訪問介護の面接に少しでも役立てば幸いです。