介護福祉士
介護福祉士とは
社会福祉士及び介護福祉士法により定められた介護・福祉分野の国家資格です。
「介護福祉士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもって、身体上又は精神上の障害があることにより日常生活を営むのに支障がある者につき心身の状況に応じた介護を行い、並びにその者及びその介護者に対して介護に関する指導を行うこと」と定義しています。
更新等もなく、全国どこでも使える資格となります。
業務内容
おもに利用者様宅に伺い、ホームヘルパー(訪問介護員)として働くか、特別養護老人ホーム、身体障害者施設等の施設の介護職員として介護業務にあたっています。
取得方法
〇養成施設ルート
指定された養成施設等を卒業後、国家試験を受験し合格したもの
〇福祉系高校ルート
福祉系高校(2009年度以降入学)で、定められた科目・単位を取得し卒業すると、国家試験を受験し合格したもの
〇実務経験ルート
3年以上の実務経験および「実務者研修」を修了すると、国家試験を受験し合格したもの
〇経済連携協定(EPA)ルート
経済連携協定により来日した者で、3年以上介護等の業務に従事した者で国家試験に受験し合格したもの
どんなところで働いているか?
〇訪問介護
訪問介護員として働く場合
排泄や食事、入浴などの身体的介助の他に、掃除や洗濯、食事つくりなどの生活面でのサポートもしていきます。
サービス提供責任者として働く場合
訪問介護員の仕事はもちろんのこと、シフト調整、ケアマネージャーとの連絡、報告等を行っていきます。
〇訪問入浴
利用者様宅にて浴槽の準備、片付け、入浴介助、着脱介助等を実施していきます
〇デイサービス
排泄や食事、入浴介助の他に、レクリエーション活動の提供、車での送迎などがあります。
〇施設サービス(特別養護老人ホーム、老人保健福祉施設、有料老人ホーム等)
排泄や食事、入浴はなどの身体的介助が主になってきます。月に何度かレクリエーション等を実施する施設もあります。
管理者として働く場合
シフト調整、人材育成、施設のマネジメントを行っていきます。