理学療法士
理学療法士とは(=PT)
「身体に障害のある者に対し、主としてその基本動作能力の回復を図るため、治療体操、その他の運動機能を行わせ、及び電気刺激、マッサージ、温熱その他の物理的手段を加えることをいう」(理学療法士および作業療法士法 第二条)
と定義されています。
どんなことをしているの?
病気やケガによって身体を動かすことが困難な方、障害者、高齢者を対象として、歩く、座る、寝るなどの動作ができるよう、または今の状態を維持できるように理学療法士が体操やリハビリテーションを行ってサポートしたり、電気刺激を行ったり、マッサージ等を行っています。
理学療法を受けられる人はどんな人?
- 脊髄損傷などの中枢神経疾患
- 骨折、腰椎椎間板ヘルニアなどの整形外科疾患
- 呼吸器疾患
- 心筋梗塞、狭心症などの心疾患
- 糖尿病、高齢などの体力低下(術後の体力低下等)
などの方を対象としています。
理学療法を受けるためには
理学療法は医療行為です。
医師の診断のもと、医師の指示に基づいて実施されます。
医師のいる、病院や診療所、老人保健施設などで受けることが出来ます。
在宅ででも、主治医が必要だと判断した際に受けることができます。
訪問リハビリ(ご自宅で理学療法を受けることができる)
通所リハビリ(ご自宅で生活し、週に何回か通いながら理学療法を受けることができる)があります。
介護保険を利用するには
在宅でリハビリテーションを受けるとなると一部例外を除き、介護保険での利用になります。
前述していますが、理学療法を利用するときは医師の診断が必要になってきますので、まずは医師の診断を受けてください。
主治医が必要であると判断した場合、ケアマネージャーにその旨伝えてください。
ケアマネージャーがケアプランに記載してから利用可能になります。