訪問薬局・訪問薬剤師とは
訪問薬局・訪問薬剤師とは
ご自宅に、薬剤師が医師から処方された薬などを持ってきてくれるサービスのことです。
〇寝たきりのため、薬を取りに行くことができない。
〇一人で外出するのが困難、家族も取りに行く時間がない
など困っている人が多いと思います。
訪問診療で医師が診断してくれたはいいものの、処方箋は薬局に出してなけれ行かなければいけません。
別に取りに行かなければなりません。
寝たきりの方、外出が困難な方にとって、処方されたはいいけれど、薬を手に入れることができません。
そのような状況の時に訪問薬局・訪問薬剤師を利用します。
サービス内容
- 医師の指示に従い、処方箋に基づいて薬を利用者様に届けてもらえます。
- 服薬状況の管理(薬のセット方法の確認、飲み忘れがないように薬の配置確認)
- エンシュア、生理食塩水などの重いものを運んでもらうことができる
- 内服している薬の説明
- 薬について分からないことは質問できる
費用はどのくらい
介護保険の居宅管理指導を受けることができます。
限度額とは別に1割負担(2.3割の方もいます)で利用が出来ます。
1回の利用につき 約500円ほどかかります。
利用するためには
ケアマネージャーに相談して、ケアプランに訪問薬剤師の利用(薬の配達、薬の管理)を記載してもらいましょう。
かかりつけの薬局があるのであれば、依頼できるか確認してみてください。もしなければ、ケアマネージャーに依頼して探してもらいましょう。
利用してから
薬が処方されたら、訪問してくれるので、薬について分からないことがあったら、相談してください。
ケア内容が変更になった際や、介護保険更新した際などにケアマネージャーが開催するサービス担当者会議(ご本人・ご家族・サービス担当者が集まって話し合う会議)も行われます。
その際に、薬剤師も出席することになっているので、服薬の件での共有事項があればその場で共有できます。