人工透析
人工透析とは
腎臓の機能を人工的に代行する治療法
透析の方法には2種類あります。
- 血液透析
血液を体内から取り出し、余分なものをを取り除いてから浄化された血液を取り込む方法です。 - 腹膜透析
お腹の透析液を入れ、体内で血液を浄化する方法です。
透析の頻度は、週3回、1回4時間程です。
透析患者は介護保険を利用することができるのか。
40歳~65歳の場合、特定疾病であれば、介護保険を利用することが可能です。
透析の方に当てはまるとしたら、特定疾病の中の
「糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症及び糖尿病性網膜症」になります。糖尿病によるものであれば、介護保険を利用することができます。
65歳以上の方は、お住いの自治体に問い合わせて聞いてみてください。
どのようなサービスがあるのか。
・通院サービス
透析を行うためには、週3回の通院が必要になってきます。
要介護度が出ている方で、通院介助(行き帰り)が必要だと判断されれば、介護保険で通院サービスを受けることができます。
そのほか、必要だと判断した場合に、生活援助や身体介助等のサービスも受けることができます。
透析の人でも介護施設に入所可能か?
透析対象者の送迎を行ってくれる医療機関があれば入所可能です。
透析には必要な設備が揃っていないと、できません。
そのため、介護施設では透析はできないので、介護施設に送迎車が来てくれる医療機関があれば、介護施設も受け入れることができます。
施設の介護職員が医療機関まで送ることはできませんので、注意が必要です。
障害福祉サービスを利用することができる
透析患者の方は障害福祉のサービスを利用することができます。
利用するためには、申請が必要です。
在宅の方に関しては、医療機関への行き帰りの通院サービスを利用できます。
お住いの市区町村によっては福祉タクシーの利用券を配布してくれる自治体もあります。
自治体によって使用できる区分など使用できる金額などは異なりますので、こちらも併せて問い合わせてください。