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物盗られ妄想について(認知症)

ものとられ妄想とは

物盗られ妄想とは、認知症で起きやすい被害妄想の一つです。大事な物を盗られたと訴える症状で、多くは財布や現金、貯金通帳など財産に関連するものを盗まれたと思い込んでしまいます。

高齢になると「置き忘れ」をすることがありますが、その場合は「自分が置き忘れた」自覚があります。認知症の物盗られ妄想の場合は、自分が失くした自覚はありません。記憶障害によって置き忘れた事実を覚えていられないため、「ない=盗まれた」と即断してしまうようです。

 

出現頻度が高い妄想で身近な人を疑い傾向がある

物盗られ妄想は、日本では女性に多く見られる症状です。症状が出るのは、比較的身体が動く初期が多く、認知症の妄想の中でも出現頻度が高いと言われています。

物盗られ妄想で疑われやすいのは、介護をしている時間が長い人が多いと言われています。中でも、何でも言いやすいお嫁さんや娘さんの場合が多く見られるようです。その他、家に出入りをするようになったヘルパーさんや、施設の職員が対象になる場合もあります。

ものとられ妄想が起こる原因

認知症の中核症状により記憶が失われ、自分で大切なものをしまったこと自体を覚えていられません。ぼんやりするなど思考力の低下も見られ、このような状態と併せて、もともとの性格や生活背景などが大きく関係していると考えられます。社会的要因と失われた記憶を取り繕うために「盗まれた」という妄想を引き起こすといわれています。また、高齢になると、親しい方が亡くなったり、財産が減ってきたり、体調を崩したりといった状況が重なることがあります。このような状況で、怒りや不安から、財布が見当たらなかったことを「誰かのせい」にしてしまうのかもしれません。

 

ものとられ妄想が起こった時の対応

 

落ち着いて話を聞きましょう

「あなたが盗った」と言われると「盗っていない」と言いたくなりますが、まずは、肯定も否定もせず「それは大変ですね」など同意し、落ち着いて話を聞きましょう。泥棒扱いされるのは気分が悪いですが、言い合いをしても相互の関係は悪循環です。

話を聞く際には、「一緒に探してみましょう」などと声かけをした上で、身の回りを探します。見つかった場合は「ありましたよ」「よかったですね」など、肯定的な声かけをしてみましょう。

 

 

別の話題に変えてみましょう

物盗られ妄想が出ている時には、興奮している事が多いので、探しながらご本人が好きな番組や食事の話など、別の話を切り出すと注意がそれて話題が変わることもあります。また本人に物盗られ妄想がある事を理解している方を呼び、1対1にならないようにすることも良いでしょう。また、介護している人が辛くなった時には、理由を作ってその場を離れるのもひとつの方法です。状況をわかってもらうための説得など、話題が引き延ばされるのは逆効果になることが多くお互いのストレスの原因にもなるので避けましょう。

 

話を聞く機会を増やし、不安感を軽減する

興奮していない時に、本人が不安に思っている事がないか、話を聞いてみましょう。様々な事情で生活リズムが変わると、認知症の方ににとって負担になっている事があります。例えば、子供夫婦と同居が始まった時には、元々住んでいる家族の中に入っていくため、認知症ではなくとも疎外感を持つ人は多いようです。忙しい時に話しかけられた時にも「忙しいから」だけの返答から「後で聞きますね」などのフォローするだけでも違います。話しかける機会を多く持つと、物盗られ妄想も改善される場合があります。

 

サービスを利用して介護負担を減らす

しかし、実際に犯人扱いされている中で、否定せず優しく対応するのは難しいことです。ヘルパーや施設職員は仕事として関わるため対応も勉強しています。一方で、家族での対応はそれまでの家族関係などの影響もあり、どうしても感情的になりやすくなります。介護ストレスを減らすためにも、ケアマネージャーに相談し、デイケアなどのサービスを積極的に利用し、お互いのために離れる時間を作るようにしましょう。

 

医療機関で診察を受ける

被害妄想がきっかけで、認知症だとわかるケースがあります。初期の段階で認知症とわかれば、薬での症状改善やリハビリでの進行抑制が期待できるので、早めに診察を受けましょう。本人が拒否している場合は、地域包括支援センターなどに相談してみましょう。

まとめ


〇物盗られ妄想は認知症で起きやすい被害妄想のひとつであり、置き忘れた記憶が保てないため、探すことなく盗られたと即決してしまう

〇比較的身体が動く初期に起こりやすく、身近で介護している人に向きやすい傾向がある

〇妄想が出ているときは興奮しているため、説明や説得はせず、一緒に探しながら話題を切り替える

〇介護している人が辛くなったら、理由を作ってその場を離れてもよい

〇介護サービスや医療機関への診察など、積極的に家族以外の人たちの力を借りましょう

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