補聴器
高齢になると、耳が悪くなってきたと感じることが多くなり、話すのも聞くのも億劫になってきてしまうことがあります。
コミュニケーションを取るのも嫌になってしまいますよね。
そのせいで、周囲と孤立していくというのは避けたい問題です。
補聴器を利用して、コミュニケーションを取ることで、今までと変わらない生活を送ることができればいいですね。
そこで、補聴器についての説明をしたいと思います。
介護保険で利用できる?
介護保険では利用できません。
なんで?と思われると思いますが、補聴器とは、医療機器というカテゴリーのため、介護保険は適用外になるのです。
実費の購入しかダメなのか?
介護保険の利用ができないけれど、ほかの制度を利用することができます。
①身体障碍者手帳を取得
身体障碍者手帳の申請が必要になります。
取得することにより、補装具の購入費用の給付 を利用することができる可能性があります。
②自治体ごとの給付
お住いの市区町村によっては、給付額や助成金額など異なりますが、補聴器の購入の際に支給されることもありますので、お住いの市区町村窓口へ相談してみてください。
③医療費控除を利用する
医療費控除を利用することができます。
補聴器の購入前にお近くの補聴器相談医の病院へかかり、相談してみてください。
費用
形や機能によってさまざまですが
3万円台から50万円となっています。
種類
- 耳穴型補聴器
(耳の穴にフィットするタイプ) - 耳掛け式補聴器
(耳にかけるタイプ) - ポケット型補聴器
(本体はラジオのようなもので、そこからイヤフォンを耳につけるようなタイプ)
などがあります。
購入場所
市区町村の助成を利用する場合は、市区町村担当の方に聞いてもいいですね。
医療費控除を受ける場合は補聴器相談医に確認するのが安心ですね。
購入した後
耳の聞こえの状態が安定していればいいのですが、さらに悪くなったときなどは、医師に相談しましょう。
補聴器を作成してくれたところで、治すことは可能か聞くのがいいですね。
(購入する前に、故障した場合の修理に関して聞いておくといいですね。)