レスパイトケア
レスパイトケアとは
今の時代、施設で暮らしていくよりも、
在宅に戻って在宅で暮らしたいという方が増えてきています。
その際、家族介護者は一日中介護をしていたら、介護者のほうが先に倒れてしまう恐れがあります。
そうなっては、在宅で過ごすのが困難になってしまいます。
【在宅で暮らしている介護が必要な高齢者などに施設に一時的に入ってもらい、
介護者にはその期間休んでもらったり、普段できないことをしてもらうなど、
リフレッシュしてもらうようにします。】
これらのことを、レスパイトケアといいます。
家族だからといって、24時間介護するのは、本当に大変なことですので、介護者は定期的に休み、介護疲れにならないようにレスパイトケアを使っていきましょう。
種類
- ショートステイ(SS)の利用
何日間か、施設に入っていてほしいという場合は、何泊か泊ってもらい施設の職員にお願いし、介護者はリフレッシュをする時間を設けましょう。
- デイサービスの利用
日中の数時間だけでも見てほしいという場合は、日中の7~8時間の間、デイサービスに依頼し、介護者は好きなことができる時間や、休息の時間になります。
レスパイトケアを利用するためには
〇要介護度がついていてケアマネージャーがいる場合は、
まずケアマネージャーに相談しましょう。
今日お願いしたい!と急な依頼は受けることはできません。
事前に、ケアマネージャーからショートステイに依頼してもらうと、利用することができるようになります。これは、デイサービスも同じです。
どちらも、ケアプランへの記載が必要になってくるので、必ずケアマネージャーに相談しましょう。
〇ケアマネージャーがついていない場合は、
まず、お住いの市区町村の役所(介護保険課等)か地域包括支援センターに連絡し、相談しましょう。
介護が必要だと判断された場合は、要介護度申請をしてかた、利用することができるようになります。
レスパイトケアは積極的に利用しよう
レスパイトケアは積極的に利用していきましょう。
預けることに後ろめたさは感じないように。
介護者が元気がないと、悪循環に陥ってしまいます。
無理はせず、介護者側は息抜きをして、在宅介護を続けていきましょう。