デイサービスを嫌がる人の原因と対処法を解説
デイサービスを嫌がる人の心理
デイサービスに「行きたくない!」「めんどくさい!」など、デイサービスに行きたがらないことがあります。
今までは通えていたのに、なぜか頑なに拒否することもあります。
そういう時ご本人様はどのような思いでいるのか、考えてみましょう。
デイサービスを嫌がる人の原因
デイサービスを拒否する原因は一つではありません。
いろいろな要因があって、拒否に繋がっているということを忘れないでおきましょう。
- 介護を受けることに抵抗がある
- 気分が乗らない
- 家でゆっくりしたい
- 自分の状況が分からなくなる
- 体調不良
- 薬の副作用
- デイサービスへ行っても楽しくない
などがあります。
拒否の原因を考える
デイサービス自体に不満があるわけではなく、その日の体調で行くことが嫌な場合もあります。
もちろん、デイサービス自体に不満がある場合もあります。
原因がなにか、はっきりすることが大切です。
それによって、対応の仕方が変わります。
気分の問題であれば、気分をあげるためにどうするか考えていくことが大切です。
デイサービス自体に不満がある場合には、デイサービスの変更を検討していくことが大切です。
デイサービスを嫌がる人の対処方法
デイサービスに行くことを拒否された場合、どのように対応すればいいのか分からないと思います。
対応方法についていくつか説明していきます。
デイサービスを嫌がる理由を聞く
なぜ行きたくないのか、意見を聞きましょう。
なにか原因があるはずです。
その時の注意点として、しつこく原因を追究するのはやめましょう。
話を聞くときは寄り添うことが重要です。
自分の意見を押し付けない
ご本人様のためと思って、考えていることもご本人様には負担になっている場合があります。
意見を押し付けるのはやめて、ご本人様の意見をしっかり聞きましょう。
時間をおいて声をかける
時間を空けてから声掛けすると案外行く気になる場合があります。
少し冷静になって、声掛けしてみましょう。
人を変えて声をかける
別の人から声掛けしてもらうことも大切です。
例えば、送迎に来たデイサービスの職員にお願いして声掛けをしてもらうなど。
人が変わると、気分が変わることもあります。
デイサービスを休む
どうしても行くことを拒むようであれば、デイサービスをキャンセルしましょう。
無理に行ったところで、ご本人様はつらいと思います。
※当日のキャンセルはキャンセル料がかかります。
それぞれの嫌がる原因にあったデイサービスの見つけ方
では、自分にあったデイサービスを見つけるコツについて説明します。
まず、何に困っているか、を把握していく必要があります。
ケース①認知症の方に向いているデイサービス
認知症ケアの専門がいる、認知症特化型デイサービスがあっています。
認知症の方のケアを得意としているので、認知症の方でも負担なく通うことができます。
ケース②家の浴室だと怖くて入れない
狭い浴室でお風呂に入りたくない、怖い。一人では入れない。などと拒否される場合は大きい浴室のあるデイサービスがあっています。
この場合は、浴室が大きいデイサービスがあっています。
見守りや介助もしてもらえるので安心できます。
ケース③身体を動かしたり外出するのが好き
レクリエーションの内容は施設によってさまざまです。
施設内で、音楽や体操、脳トレなどを行うところもあります。
施設の外に出て、散歩を取り入れているデイサービスもありますので、どのようなレクリエーションを取り入れているのかデイサービスに問い合わせましょう。
ケース④足腰が弱っているので身体を動かしていたい
足腰が弱くなっていき、歩行が不安定にならないように、身体を動かすことに重点を置いたデイサービスに通いましょう。
生活機能や身体機能の維持のためには機能訓練を積極的に実施していきたい。
この場合は、リハビリに特化している機能訓練型デイサービス(リハビリ特化型デイサービス)があっています。
このように事例をあげたら、キリがありませんが、何に困っていて、何をしたいかで、ご本人様にあったデイサービスが見つかります。
デイサービスの利用条件
40歳以上からサービスは受けることができます
第一号被保険者と第二号被保険者と分けられます。
- 第1号被保険者
65歳以上の方の介護認定がおりたもの - 第2号被保険者
40歳以上65歳未満の介護認定がおりたもの
第2号被保険者の場合、特定疾病(指定された疾病16種類)にかかっている場合にのみ、介護保険サービスを受けることができます。
以下特定疾病に該当する16種類の疾病です。
- がん(がん末期)
- 関節リウマチ
- 筋萎縮性側索硬化症
- 後縦靱帯骨化症
- 骨折を伴う骨粗鬆症
- 初老期における認知症(アルツハイマー病、脳血管性認知症等)
- 進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症及びパーキンソン病(パーキンソン病関連疾患)
- 脊髄小脳変性
- 脊柱管狭窄症
- 早老症(ウェルナー症候群等)
- 多系統萎縮症
- 糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症及び糖尿病性網膜症
- 脳血管疾患(脳出血、脳梗塞等)
- 閉塞性動脈硬化症
- 慢性閉塞性肺疾患(肺気腫、慢性気管支炎等)
- 両側の膝関節又は股関節に著しい変形を伴う変形性関節症
引用:厚生労働省
※介護保険を利用せず、自費でも受けることができます。
このような自費の場合はデイサービスごとに条件が変わります。
直接問い合わせてみてください。
利用者負担額
要支援・要介護度によって、金額も変わってきます。
自己負担額1割負担の場合の料金になります。
要支援の場合
要支援のかたは月額での定額の料金になります。
要支援1 | 月額:1,800円 |
要支援2 | 月額:3,700円 |
要介護の場合
要介護の場合は、1回の料金になります。
要介護1 | 1回 850円 |
要介護2 | 1回 940円 |
要介護3 | 1回 1100円 |
要介護4 | 1回 1200円 |
要介護5 | 1回 1400円 |
入浴介助加算・機能訓練加算(1)を含んだ概算料金になります
※認知症加算・サービス提供体制加算は含んでいません
※別途 食事代がかかります
「自己負担額2割の方はこれらの料金に×2」「自己負担額3割の方はこれらの料金に×3」をした料金になります。
上記はおよその料金になりますので、詳細に関しては直接デイサービスに問い合わせてください 。
まとめ
デイサービスを拒否した場合の対処方法についてまとめました。
デイサービスを拒否している理由を明確にし、どのようなデイサービスがあっているのかをしっかり考えていくことが大切です。
デイサービスもいろいろな個性があります。
ご本人様にあったデイサービスを探しましょう。
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