統合失調症の方に対する訪問ヘルパーの接し方について解説!
訪問介護で働くと、統合失調症のご利用者様のケアの提供をすることがあります。
どのように接していけばいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。
しっかり病気に症状を理解することが大事になってきます。
今回の記事では、統合失調症の症状や接し方について説明していきます。
統合失調症とは
およそ100人にひとりの割合でかかる精神の病気です。
原因は不明ですが、きっかけとして人生の転機となる進学・就職・結婚などのものと言われています。
(これが、直接の原因ではなく、あくまでもきっかけということになります。)
どのような症状
大きく分けて3つの症状があります。
- 幻覚・幻聴
統合失調症の中でも、幻聴の症状が現れることが多く、誰もいないのに声が聞こえたり、その声も本人を馬鹿にするような内容であったり、命令されたように感じたりと様々です。 - 妄想
現実世界ではありえないことを信じ込んでしまうことがあります。
自分は騙されている、見張られているといった被害妄想が代表的な症状です。 - 行動異常
突然大声をだしたり、奇妙な行動を取ることがあります。
治療方法
治療方法には現時点では2つあります。
薬物療法と心理社会的治療(リハビリ)です。
統合失調症の治療に用いられる薬は、抗精神病薬と呼びます。 特に幻覚や妄想が続いている急性期には薬物療法が大事になっていきます。薬にも種類があり、症状の出方など自分に合った薬があるので、主治医と話しながら決めていくといいでしょう。 |
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初めから無理をせず少しずつ社会に慣れていけるようなアプローチをしていく 社会に出るためには最低限のコミュニケーションとスキルが必要になってきます。コミュニケーション方はもちろん、手先を使うような作業(調理やパソコンなど様々)に関してもを学習していきます。 |
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