登録ヘルパーのための、本当に正しい履歴書の書き方講座
「履歴書ってどう書くんだっけ」
「年号は和暦?西暦?」
「日付は記入した日で良いのかな…」
履歴書の大まかな書き方は知っていても、本当に正しい書き方を知る人は意外と少ないものです。
正しい書き方を知らないと、印象という点で損をするかもしれません。
今回「みーつけあ」では履歴書の正しい書き方や印象を良くする方法、登録ヘルパーに関連する資格の正式名称などを詳しくご紹介します。
履歴書の書き方に自信がない方はもちろん、自信がある方もチェックリストとして参考にしてみてください。
履歴書を記入するための注意点
引用:https://www.pakutaso.com/
履歴書の内容に入る前に、まずは履歴書を書くための注意点を4つご紹介します。
注意点を確認せずに履歴書を書くことで、印象が悪くなるだけでなく、常識を疑われる場合もあるので注意しましょう。
黒色の消えないボールペンを使用する
履歴書を書くときは、黒色のボールペンを使用します。
最近は書き直しが可能な消えるボールペンがありますが、これは絶対に使用しないでください。
もし消えるボールペンを使用した場合は、誰でも書き直しができてしまう状態ということ。
つまり、不正確な情報が記載された書類と見なされてしまいます。
印象が悪くなることはもちろん、書類選考さえ通らない危険もあるので注意しましょう。
文字は楷書で丁寧に書く
履歴書は採用担当者が読むためのものです。
採用担当者にとって読みにくい文字は、それだけで悪い印象に繋がります。
誰が見てもキレイな字、ではなくても構いません。
大切なことは、採用担当者への配慮がある、丁寧で読みやすい文字かどうかです。
また、文字の大きさや間隔を意識しながら書くと、さらに読みやすくなります。
あなたなりの気遣いを文字で表現しましょう。
年号は和暦か西暦で統一する
年号は和暦と西暦、どちらを使用しても問題はありません。
ただし、履歴書の中で統一するということだけは守りましょう。
和暦と西暦が混じっていると、常識外れな人と思われる危険があります。
また和暦をアルファベット一文字(平成をH、令和をRなど)で省略することも同様に、悪い印象を与えるので注意しましょう。
書き損じた場合は、新しい履歴書に書き直す
最後の最後に書き間違えてしまったり、書き終えてから間違いに気づく、なんてこともありますよね。
そのようなときは、修正ペンや修正テープを使用せず、新しい履歴書に書き直しましょう。
「せっかくここまで書いたのに…」という気持ちがあるかもしれませんが、履歴書を妥協することは合否を左右するのでオススメしません。
履歴書の修正は雑な人という印象に繋がるので、新しく書き直した方が無難と言えるでしょう。
見本で簡単!履歴書の正しい書き方
ここでは見本を参考に、各項目ごとの正しい書き方をご紹介します。
ハローワークが提供している手書き用・Excel用のフォーマットをご用意したので、先ほどご紹介した注意点を意識しながら書いてみましょう。
1、基本情報・証明写真・日付
日付は記入日と勘違いしがちですが、正しくは提出日を記入します。
郵送であれば郵送日を、面接時に提出する際はその日付を記入しましょう。
また、証明写真の貼り忘れがないように気をつけてください。
証明写真は3ヵ月以内に撮影したものを用意しましょう。
2、学歴・職歴
「学歴」と「職歴」は中央に書くのが一般的です。
職歴を書き終えたら「現在に至る」と「以上」を書きます。
「現在に至る」は左に寄せ、「以上」は右に寄せて書いてください。
この項目は同じ年号を続けて書くことが多いですが、面倒だからといって「〃」を使用し省略してはいけません。
また、年号を間違えないように注意しましょう。
学歴の年号に不安がある方はこちらの⇒学年早見表をご利用ください
3、免許・資格
免許や資格は取得した年月が早いものから順に書きます。
また普段は略称を使用しているものでも、正式名称で書きましょう。
もし取得を予定している免許や資格がある場合は、「〇〇免許 取得予定」や「〇〇研修 受講予定」と書いても構いません。
4、志望動機・特技・好きな学科・アピールポイント
志望動機や自己PRはJIS規格履歴書では一括りにされているので、自己PRも兼ねた志望動機を書きましょう。
できるだけ空白をなくし、熱意を伝えることが大切です。
志望動機と自己PRの考え方・書き方はこちらの⇒『自己PRと志望動機を楽々書ける!登録ヘルパーになるための履歴書の書き方講座』を参考にしてください。
5、通勤時間・扶養家族
一般的に登録ヘルパーは利用者様宅へ直接向かいますが、この欄は自宅から事業所の通勤時間を書きます。
扶養家族や配偶者も間違いのないように記入しましょう。
6、本人希望記入欄
本人希望記入欄には働ける曜日や時間を記入しましょう。
育児や家事の合間に登録ヘルパーとして働きたい方は、特にこの欄で希望を的確に伝える必要があります。
ただし採用後のギャップを避けるため、無理のない希望を書くようにしてください。
もし希望がない場合にも、空白ではなく「貴社の規定に従います」と一言でもいいので書いておきましょう。
▼面接に関する記事はこちらから。
>>登録ヘルパーの面接で使える豆知識!服装や履歴書の書き方について
まとめ
引用:https://www.pakutaso.com/
ご紹介した履歴書の正しい書き方を実践し、履歴書を作成できたでしょうか。
当たり前と思うかもしれませんが、実際に消えるボールペンを使用したり、殴り書きのような字で履歴書を書く人も少なくはありません。
そのため履歴書を正しく書くことは、それだけで常識のある人という印象を与えます。
丁寧な字で書いているか、年号は統一しているか、修正ペンを使っていないか、もう一度自分の履歴書を見直してみてください。
登録ヘルパーに求められる、常識や真面目さ、責任感を履歴書で上手にアピールしましょう。
あなたの転職がスムーズに進み、登録ヘルパーとしての第一歩を踏み出せるよう応援しています。