登録ヘルパーを辞めたい理由まとめ|辞める前に考えるべきこと
登録ヘルパーは働く時間に融通が効く上、利用者さんを相手に一人で仕事が出来る気楽さもあります。
一方で、大変な仕事内容が辛くて「辞めたい…」と考える方も多い仕事と言えるでしょう。
今回「みーつけあ」では登録ヘルパーを辞めたいと考える方々の理由について触れ、辞める前に考えるべきことについてご紹介していきます。
登録ヘルパーが辞めたいと思う理由まとめ
引用:https://www.photo-ac.com/
以前までは、仕事を辞めたい理由で最も多いのは「人間関係の悩み」と言われていました。
しかし、時代の流れと共に「やりがい、給与」を求める方も増加し、登録ヘルパーも悩める部分としては共通する部分が多いのではないでしょうか。
ここからはリアルな声とともに、登録ヘルパーを辞めたいと思った理由についてまとめていきます。
収入が安定しない
潤沢に仕事があると言われ登録したが、キャンセル等で思うように収入が得られない。
全てのケアが終わるまでは拘束されてる感があり、精神的にデイサービス勤務と変わらない。
時給は高いが移動時間を考えると割安感が歪めない。
一件ずつ、移動するのがすごく大変。時間、労力、精神力、バイクとガソリンを使い、片道約10~15分。移動交通費は100円ほど。出ない所もある。入所・入院で定期訪問数が減り、時間が余るので勿体ない。一日に入れる件数が少ないので、拘束時間の割には給料は少ない。責任の重さと給料が全然合わない。現場の声が、上に届かずイライラする事が多い。
登録ヘルパーを辞めたいと考える方で圧倒的に多いのが給与の不安定さです。
登録ヘルパーは常勤や正社員とは異なり、移動時間が給与として反映されず、現場での労働時間がそのまま給与となります。
もちろん交通手当という形での対応はありますが、そのほとんどが数百円の手当となり、移動距離が長くなるほど割りに合わなくなる仕事でもあります。
実際に登録ヘルパーとして働くのであれば、自宅から通いやすい職場選びが重要となってきますね。
仕事にやりがいを感じない
介護のできる家政婦扱い
介護福祉士を取得したし
ケアマネもチャレンジしたが
実際の現場は家政婦扱いされ
モラハラの利用者に会社は
逃げ腰。。辛い
事業所がしっかりしてないと、利用者がヘルパーを家政婦のように扱う。
移動が大変です。急いでいる時とか、事故りそうになった事がよくある。利用者はヘルパーを家政婦だと思っている。
続いて目立ったのが「登録ヘルパーを家政婦と勘違いされる」という点。
せっかく介護の資格を取り、本格的に介護の仕事が出来ると思いきや、頼まれる仕事は料理や掃除ばかり…。
こんな状況が続いてしまったら、何のために介護の仕事を選んだのかも分からなくなってきてしまうかもしれません。
一人で気楽に仕事ができると思いきや…
癖のある方、暴言、汚部屋、うるさい家族など、ストレスがたまる
社員の機嫌が悪い時当たられる
介護保険の中でのケア出来ない事が多く、求められることが出来ない場合、お断りするのが辛い。
サセキ\’(上司)が変わる事が多い。サセキの性格により振り回されることがある。介護職なのにドライで、ヘルパーやご利用者に対して配慮が足りないサセキの下で働く事は苦痛で仕方ない。
やはりどんな職場においても「人間関係の悩み」は尽きることがないようです。
登録ヘルパーのように一人で出来る内容の職種も、仕事を回しているのは同じ人間です。
ほとんど会わない環境ではあったとしても、自分がどのように扱われているかは何となく感じてしまうもの…。
環境が合わないと感じるのであれば、思い切って職場を変えるという選択肢も悪くはないでしょう。
登録ヘルパーを辞める前に考えるべきことや選択肢
引用:https://www.photo-ac.com/
いざ辞めたいとは言っても、先も見えないまま辞めるのはあまりにもリスクが高いでしょう。
登録ヘルパーとしての仕事内容が嫌なのか?
それとも介護業界そのものが嫌になったのか?
辞めたいと思った理由一つで考えられる選択肢は色々あります。
ここからは辞める前に考えるべきことについても話していきます。
事業所に相談する
もし介護の仕事は継続していきたいけど、環境に問題がある場合には、一度事業所に相談をしてみるという選択肢もあります。
一人で思い悩んだ結果「自分には向かない仕事だった」とか「仕事にやりがいはあるけど、体力的に辛い…」という悩みを抱えたまま諦めてしまうのも勿体ないです。
状況によっては新たな仕事だったり、シフト調整といった形で対応してもらえる可能性もあるかもしれません。
本当に辞めるべきかどうかは、事業所と相談してからでも遅くはないでしょう。
辞めた後のプランニングを考える
すでに辞めることが固く決意された方の場合は、今後の自分のプランニングが重要になってきます。
- なぜ今の仕事を辞めたいのか?(うまくいかなかった原因を追求する)
- どんな仕事(環境)を望んでいるのか?
- 希望する給与はいくらなのか?
- どのくらい働きたいのか?
- 住まい環境は今のままでいいのか?
衝動的に仕事が嫌になったからと辞めてしまった場合、次の職場でも必ず似通った原因で仕事を辞めたい理由に繋がってしまいます。
同じ失敗を繰り返すのではなく、活かすためにも今一度しっかりと自分の軸を確認するようにしましょう。
もしそこで、新しい環境のビジョンが思い浮かばないのであれば、辞める前に考えられる解決策が残っている可能性もあります。
そんな時は、少し思いとどまってみるのも一つの選択肢かもしれませんね。
まとめ
引用:https://www.photo-ac.com/
最後に少しだけ「登録ヘルパーをやっていて良かった」というのやりがいに関する本音をご紹介させていただきます。
ご利用者様の喜んでくださる姿。必要とされていると感じる事が多い。人生の先輩から聞ける貴重なお話、助言はとても勉強になります。
毎回感謝されると素直に嬉しいです。
利用者のありがとうの言葉はやっていて良かったと思う瞬間
人はどうしても嫌なことばかりに目や気持ちが移りがちです。
しかし、人の感謝に触れた瞬間というのは、誰しもが共通して「続けていて良かった」と感じる最高の瞬間とも言えます。
自分自身が人生において喜びを感じられる瞬間を、自分だけの価値として基準において今一度仕事と向き合ってみるのも選択肢の一つとして考えてみてはいかがでしょうか。