登録ヘルパーの退職理由として多いのは?円満な退職方法についても紹介
登録ヘルパーの口コミサイトを見ると「仕事が辛い」や「退職したい」といった内容の記述をよく見かけます。
実際には人手不足で引き止められたり、なかなか言い出しきれない空気感などに悩まされている方も多いようです。
今回「みーつけあ」では、登録ヘルパーの退職に関する様々な理由や、円満に退職を切り出す方法についてもご紹介していきます。
登録ヘルパーが退職を考える理由について
引用:https://www.photo-ac.com/
そもそも登録ヘルパーの方が退職を考える理由は何なのか?
ここからは様々な退職理由について多いものをまとめてみました。
給料が不安定
潤沢に仕事があると言われ登録したが、キャンセル等で思うように収入が得られない。
全てのケアが終わるまでは拘束されてる感があり、精神的にデイサービス勤務と変わらない。
時給は高いが移動時間を考えると割安感が歪めない。
やはり仕事が様々な理由で急に無くなります。
待っていれば次の仕事が来ますけど、その間給料が減るので収入が不安定になりがちです。
自分にも家計がありますので、こんなんなら普通のパートのがましだなって思います。子供が小さくて、急なお休みもあるけど、文句を言われないのでやってる感じです。子供が小学生になったら辞めます。
退職を考える方で多くみられる原因として「収入が安定しない」という理由は大きな要因の一つとなっています。
働ける時間を自由に選べるといった融通から、あまり高額な収入を求めていない方には不満も少ないようですが、それなりに稼ぎたいという方は退職も考えているようですね。
移動が大変
台風、大雪でも自転車で移動(会社方針)。
場所によっては自転車で片道20分。
事故が怖くて1年で辞めました。
一件ずつ、移動するのがすごく大変。時間、労力、精神力、バイクとガソリンを使い、片道約10~15分。移動交通費は100円ほど。出ない所もある。
移動に関しては全職種に共通して言える悩みのようにも思えますが…やはり登録ヘルパーにとってもネックになっているようです。
登録ヘルパーの場合、直行直帰の仕事回りが基本であるため、1日に何件もサービス利用者宅を回るとなると、相応の負担にもなります。
また、待機時間が勿体ないと感じたり、移動手当ても大して多くない点からも、割りに合わないという不満を漏らす声も多くみられるように感じます。
利用者と合わない・ストレスが溜まる
癖のある方、暴言、汚部屋、うるさい家族など、ストレスがたまる
利用者本人もその家族もややこしい人ばかりで心身がきつい。
同僚ヘルパーの中にはは知的障害者一歩手前なんじゃないかと疑うほどの人が何人かいました。
今は辞めましたが絶対に復職しません。
サービス業としてのストレスを抱える方も少なくはありません。
中でもサービス利用者と合わずにイライラしてしまうという方が多くみられます。
中には同僚への不満や、サービス提供責任者(サ責)に対する不信感などもストレスも原因になっているようです。
その他、様々な退職理由について
引用:https://www.photo-ac.com/
主に退職原因は上記のような原因が目立ちますが、その他以下のような理由も挙げられました。
- サービス利用者の部屋が汚くて辛いから
- 高齢者からセクハラを受けるから
- 人手不足による個々の負担が大きい
- 希望している時間外の仕事を頼まれる
仕事内容としての辛さ、人手不足による負担などは登録ヘルパーに限らず介護業界の深刻な課題とも言えるようです。
また、これらの状況によって引き起こされる退職のし辛さも、登録ヘルパーの悩みの種となっているように思えます。
▼登録ヘルパーを辞めたい理由に関する記事はこちらから。
登録ヘルパーを辞めたい理由まとめ|辞める前に考えるべきこと
登録ヘルパーが円満に退職する方法について
引用:https://www.photo-ac.com/
ではどうしたらなるべく円満に退職を切り出すことができるのか?
ここからは登録ヘルパーが退職する際の方法についてもご紹介していきましょう。
退職理由は偽っても構わない
最も多い退職時の悩みとして「退職理由が思いつかない」という声もよく耳にします。
もちろん正当な理由で持って真意を伝えるのが一番ですが、重要なのは「いかに事業所が納得できる理由であるか」という点にもなってくるでしょう。
代表的な納得できる退職理由には以下のような理由が挙げられます。
- 結婚して専業主婦になる
- 実家に帰る
- 他に目標ができた
- 次の転職先が決まった
中でも転職先が決まったという理由は、事業所側にも先延ばしの相談が出来ない理由のため、効果的な退職理由となっています。
もちろん退職理由を偽ることは違法にならず、損害賠償を請求されるというようなこともないので、どうしても自分に不利な状況で退職せざるを得ない場合には有効でしょう。
退職を切り出すタイミングも考える
退職を伝える場合、そのタイミング次第では円満な退職が出来なくなったり、引き止められてしまうケースも多くみられています。
退職を伝えやすいシチュエーションやタイミングとしては以下のような状況が挙げられます。
- 繁忙期が過ぎた時
- 責任者と二人きりになれるとき
- 求人が多くなる時期
繁忙期に退職を伝えてしまうと、事業所も辛い上、円満にという形も難しくなる場合があります。
繁忙期以外のタイミングで、サービス責任者(サ責)と二人きりになれる時に話を切り出すと、話がスムーズに伝えられるでしょう。
他にも求人が多くなる4月〜9月頃は、事業所側の負担も下げられるのでおすすめです。
奥の手として退職代行サービスを利用する
どうしても円満に退職するのが難しいという方は、費用こそかかってしまいますが「退職代行サービス」を利用するというのも手段の一つとなります。
労働組合が運営する退職代行サービスなら、事業所と会話をせずに退職でき、代行サービスの拒否や損害賠償などのトラブル対応も可能となっています。
もちろん自身で解決できるのであれば、それが最も円満退職ではありますが、そもそも話すら聞いてもらえないというような悪質な環境なのであれば利用してみるといいでしょう。
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▼登録ヘルパーの掛け持ちに関する記事はこちら
>>登録ヘルパーは掛け持ちしても良い?掛け持ちをする3つのメリットとは
まとめ
引用:https://www.photo-ac.com/
本記事では登録ヘルパーの退職理由や、円満に退職する方法などについてご紹介してきました。
正当に退職できる場合には、退職するからといって適当な仕事はせず、最後までしっかりと仕事と向き合うことでより円満な退職が可能となります。
今の環境が自分に合わないと感じるのであれば、「みーつけあ」で新たな職場を探してみてはいかがでしょうか?
ぜひご参考ください。