登録ヘルパーとパートヘルパーの違いは?メリット・デメリットを総まとめ
「登録ヘルパーとして働いてみたい…」
「パートで働くのと、登録ヘルパーで働くのってなにか違いがあるの?」
登録ヘルパーは好きな時間に働けるという魅力があり、注目度の高い働き方です。
しかし一方でパート・アルバイトと同様に扱われることが多く、違いがわからないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回「みーつけあ」では、登録ヘルパーとパートの違いについて徹底解説。
読めばそれぞれのメリット・デメリットを理解できますよ。
登録ヘルパーとは
引用:https://www.pakutaso.com
登録ヘルパーは、ヘルパー事業所にあらかじめ登録を行い、都合のよい日時に訪問介護を行う仕事です。
実際に利用者のお宅へ訪問し、業務を行った時間分の給料が発生します。
なお介護保険上は非常勤として扱われますが、事業所に所属していることから「業務委託」とは異なるので注意しましょう。
登録ヘルパーと通常のヘルパーの違いとは
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登録ヘルパーとパートヘルパーの違いは「時間の融通が利くかどうか」です。
登録ヘルパーはあらかじめ登録した日時のみ働けるのに対し、パートヘルパーは事業所が決めたシフトに合わせて働きます。
またパートヘルパーは他のヘルパーの代わりに業務が入ったり、事務仕事を行ったりすることも多いです。
そのため時間的な余裕があるかないか…という点が、最も大きな違いといえるでしょう。
なお労働環境や仕事内容において、大きな違いはありません。
登録ヘルパーのメリット
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ここからは登録ヘルパーのメリットについて、詳しく解説していきます。
時間の融通が利く
登録ヘルパー最大のメリットは「時間の融通が利くこと」です。
- 子供が保育園へ行っている間に働きたい
- 長期休暇など空いている時間だけ働きたい
- 定年を迎えて時間があるが、体力面を考慮して2時間だけ働きたい
…など、自分の都合に合わせて働く時間を登録し、事業所はその時間を中心に仕事を組んでくれます。
そのため急な予定の入ることが多い主婦やダブルワーカーにとって、メリットの多い働き方といえますね。
▼登録ヘルパーの働き方に関する記事はこちら
>>通勤時間に縛られない登録ヘルパーの働き方|メリットやデメリットについて
移動時間が短い
登録ヘルパーは自宅から直接訪問先へ移動することが多く、移動時間が短いです。
そのため夏場、冬場に体力を消耗することがなく、安心して働けるのは大きなメリットといえますね。
求人数が多い
登録ヘルパーは高齢化の影響で需要が増しており、求人数が多いです。
そのため未経験の主婦や、高齢の方でも働く機会を得ることができます。
また正社員と違い複数の事業所を掛け持ちできるので、いくつか求人をチェックしてみるのも良いかもしれません。
登録ヘルパーのデメリット
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続いては登録ヘルパーのデメリットについて、詳しく解説していきます。
給料が安定しづらい
登録ヘルパーは登録した日時に仕事がなかったり、キャンセルになったりすることが多いです。
そのため想定していたとおりの給料が入るとは限らず、金銭的な安定感は低いといえます。
また登録したばかりの時期は事業所からの信頼が薄いです。
在籍期間の長い社員と被ってしまった場合、仕事を振ってもらえないこともあります。
そのため生活費にゆとりを持たせたり、複数の事業所を掛け持ちしたりするなどの工夫をしましょう。
▼登録ヘルパーの掛け持ちに関する記事はこちら
>>登録ヘルパーは掛け持ちしても良い?掛け持ちをする3つのメリットとは
交通費がかかる
登録ヘルパーは「サービスを提供した時間」のみ時給換算されます。
そのため交通費は別途かかるケースが多いです。
とはいえ多くの事業所では、「1日300円」など交通手当てが支給されます。
しかしバイクや車・自転車などは自分で用意することが多く、ガソリン代など維持費だけでその額をオーバーしてしまうことも…。
それらの手当や条件は事業所によって異なるため、必ず登録前に確認するよう心がけてください。
▼登録ヘルパーの交通費に関する記事はこちら
>>登録ヘルパーの交通費はどれくらいもらえる?通勤手当との違いについて
福利厚生が充実していない
登録ヘルパーは非常勤扱いのため、税金や社会保険などは自分で支払います。
結果的に時間をとられるケースも多いので、事前に支払い方法などを調べておく必要があるでしょう。
パートヘルパーのメリット
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続いてはパートヘルパーとして働くメリットを紹介していきます。
給料が安定している
パートヘルパーは事業所が作成したシフトに合わせて、決まった時間働きます。
キャンセル等が出ても時給が発生するケースがほとんどで、給料が安定しているのは大きなメリットです。
ただしその分登録ヘルパーよりも時給が低く設定されていることが多いので、事前にいくらなのかチェックするよう心がけましょう。
交通費が出る
パートヘルパーは移動時間が時給換算されます。
そのためバイクや自動車等の維持費もまかなえることが多いですね。
パートヘルパーのデメリット
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ここからはパートヘルパーのデメリットを紹介していきます。
時間の融通が利きづらい
事前にシフトを組まれてしまうため、登録ヘルパーと比べると時間の融通は利きづらいです。
また別のヘルパーの代わりにシフトが入ったり、事務所に寄って書類作成を手伝ったりと、イレギュラーな仕事も多くなります。
そのため時間の余裕が必須…という方は、登録ヘルパーよりも厳しい働き方といえるかもしれません。
時給が安い
パートヘルパーは登録ヘルパーと比べ、時給が安く設定されていることが多いです。
理由としては、登録ヘルパーと違いキャンセル時に給料が発生したり、交通費が出たりと手厚い部分があるから。
また特に時給の高い「身体介護」を得意としているのであれば、さらに給料が低くなってしまう可能性は高いです。
そのため月給換算でいくらになるのか、事前に計算するよう心がけましょう。
登録ヘルパーはどんな人にオススメなのか?
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登録ヘルパーは「自分の都合に合わせて働きたい人」にオススメの働き方です。
- 主婦
- ダブルワーカー
- 高齢者
など、予定が入りやすかったり、体力的に短い勤務しか行えなかったりする場合はメリットが多いといえます。
まとめ
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登録ヘルパーとパートヘルパーは時間の融通が利くという面で、大きな違いがあります。
そのためまずは「自分が求める条件を満たしている働き方はどちらなのか?」を見つめなおしましょう。
もしわからないことがあれば、求人を眺めたり、更にネットで調べたりするとイメージが付きやすいのでオススメです。