【介護保険外】訪問ヘルパーの自費サービスとは?料金や内容を徹底解説!
「介護保険サービスでは足りない部分を補いたい」
「訪問介護の自費サービスがあるって本当?」
「料金やサービス内容は?」
介護保険サービスが適用になる訪問介護。
食事介助や入浴介助など、介護保険適用となるサービスは限られています。
しかし日常生活を送るうえで、普段とは違うサービスをお願いしたい…という時もありますよね。
そこで今回「みーつけあ」では、さまざまなニーズに応えられる「自費サービス」について徹底解説。
最後まで読んでいただければ、訪問ヘルパーの自費サービスについて、利用料金やメリット・デメリットなど網羅的に理解できますよ。
訪問ヘルパーの介護保険外自費サービスとは
https://www.pakutaso.com/20180957255post-17430.html
訪問介護とは、要介護認定を受けた方が身体介護・生活援助などを受けることで、在宅での生活を過ごしやすくするためにある介護サービスの一種です。
介護保険が適用になるため需要の高いサービスなのですが、保険適用内の訪問介護サービスには2つのデメリットがあります。
それは「サービス内容が限られること」「訪問時間が制限されること」の2点です。
制限が生じる理由は、財源が国のお金であるから。そんなデメリットを軽減するために役立つのが、今回紹介する「自費サービス」となっています。
訪問ヘルパー自費サービスの主な内容
https://www.pakutaso.com/20130118021post-2336.html
訪問介護の自費サービスとは、具体的にどのようなものなのでしょうか?
イメージを深めるべく、主なサービス内容についてみていきましょう。
訪問ヘルパー自費サービスの利用例
自費で利用できる主な訪問介護サービスの例は以下のとおりです。
- 趣味やコンサートの観劇付き添い
- 冠婚葬祭
- お墓参り
- 旅行の付き添い
- 布団干し
- 棚やタンスなどの整理
- 草むしり
- ペットの世話
- 電球や家具の取り換え
上記はあくまで一例です。
どの事業所でもさまざまなニーズに応えられるよう対応していることが多いですね。
訪問ヘルパー自費サービスのメリット・デメリット
https://www.pakutaso.com/20170543128post-11362.html
ここからは訪問介護の自費サービスについて、メリット・デメリットをそれぞれ紹介していきます。
訪問ヘルパー自費サービスのメリット
自費サービス最大のメリットは「保険適用内の訪問介護にはないサービスを受けられること」です。
事業所の公式HPなどでサービス例を見られますが、登録後にヘルパーや運営者に直接問い合わせることでも、細かなニーズに対応できるようになっています。
また自費サービスゆえ、事業者にとって収益面でのメリットが大きいのも特徴。
本来介護保険サービスの収益は、国が設定する「介護報酬」により上限が決まってしまいます。
しかし、自費サービスであれば料金設定が自由になるため、収益に上限がありません。
そのため、利用者は細かなニーズに応えてくれ、事業者は収益アップが期待できる…という点で、双方にメリットがあるのが特徴です。
訪問ヘルパー自費サービスのデメリット
自費サービスのデメリットは「利用料が高いこと」です。
たとえば介護保険適用内の訪問介護サービスでは、身体介護2~30分で250円程度という自己負担額が目安になります(※)。
しかし民間企業が運営する自費サービスの場合、1時間で2,000~2,500円ほど。これ以外にも深夜料金、延長料金など様々なオプションが発生します。
つまり(あくまで参考として)およそ3~5倍ほど、料金に差が生じる可能性があるのです。
保険が効かない分、利用者の負担が大きくなってしまう点は留意する必要があります。
※計算はあくまで目安です。保険適用内の訪問介護は「サービス種別の料金×利用時間×加算」で自己負担額を算出し、単位という値をもとに計算していきます。なお地域ごとに違いが生じる点にも注意が必要です。
訪問ヘルパー自費サービスに関してよくある質問
https://www.pakutaso.com/20190710204post-21793.html
ここからは自費サービスに関してよくある質問に回答していきます。
➀介護保険サービスと併用できる?
併用可能です。
そのため、イレギュラーな行事などは自費サービスで、普段利用する身体介護・生活援助サービスなどは保険適用内の訪問介護サービスを利用すると、自己負担額を軽減しつつニーズを満たせます。
➁利用できる時間帯は?
事業所によって異なりますが、多くの事業所では「早朝6時~21時」までの時間内でサービスを提供することが多いようです。
ただし早朝(6:00~8:00ごろ)・深夜(18:00~21:00ごろ)の時間帯は割増で利用料がかかるケースが大半です。
ご注意ください。
➂利用料金は?
利用料は「1時間いくら」という設定をしている事業所が多いです。
料金の目安としては1時間で2,000~2,500円ほどであり、サービス内容やオプションによって利用料は上がっていきます。
なお主なオプション例は以下のとおりです。
- 早朝深夜での利用
- 日曜日や年末年始での利用
- ヘルパーの指名
- 延長
具体的な料金は「20%利用料アップ」など、事業所によって設定されています。
そのため色々な事業所のHPなどを参考にしながら、比較検討するのがオススメです。
▼訪問介護の料金は、こちらもご参考ください。
>>訪問ヘルパーの利用料金はいくらかかるの?費用や利用方法を解説!
➂利用の流れは?
自費サービスを利用する主な流れは以下のとおりです。
- 事業所に問い合わせ(電話、メール、HPから直接など)
- ヒアリング(サービス提供者に相談)
- 介護プランを作成
- 契約書の記入
- サービス開始
サービス提供者やヘルパーと相談しながら計画を立てていくので、「もっとこうして欲しい」というニーズを聞き分けながら進めるよう工夫されています。
まとめ
https://www.pakutaso.com/20190530122ipadmini-10.html
高齢化の影響で訪問介護サービスの利用者は増えており、保険適用内のサービスだけでは満たせないニーズが拡がっています。
そのため「本当はこんなサービスを提供して欲しいけど…」と諦めていた方は、一度自費サービスの事業所HPを参照してみましょう。