訪問ヘルパーの必需品を一挙公開!便利グッズや必要なものとは?
訪問ヘルパーは、サービス利用者と1対1で仕事をしなければいけません。
現場で必要なものは、できる限り揃えておきたいですよね。
今回「みーつけあ」は、訪問ヘルパーの必需品を紹介します。
「訪問ヘルパーの必需品って何?」
「現場には何を持っていくべき?」
「便利グッズがあれば知りたい!」
現場で必要なものが知りたい方は、ぜひご参考ください。
訪問ヘルパーの必需品10選
引用:https://www.photo-ac.com
今回「みーつけあ」が紹介する必需品はこちら。
- 筆記用具
- メモ帳
- スマホ(携帯電話)
- ハンドタオル
- 予備の着替え
- マスク
- 使い捨て手袋
- ビニール袋・ケース
- ポケットティッシュ
- 飲み物
筆記用具
訪問ヘルパーは、介護の記録を記入しなければいけません。
筆記用具は、必ず持参しましょう。
キャップのないノック式のボールペンが、片手で使えておすすめです。
黒と赤の2色ボールペンなら、メモをするときのマーキングに役立ちます。
メモ帳
メモ帳は、サービス利用者の情報を記入しておきたいときに便利です。
利用者の要望や、気をつける点などをメモしておけば、次回の訪問時にミスを減らせます。
些細なことでも、メモを活用するようにしましょう。
スマホ(携帯電話)
連絡や報告をするためには、携帯電話が欠かせません。
勝手な判断で行動をしてしまうと、事業所やサービス利用者に迷惑をかけてしまいます。
1人で悩まず、いつでも「報告、連絡、相談」ができるように備えておきましょう。
ハンドタオル
ハンドタオルは、訪問介護の現場で大活躍する必需品です。
- サイズが小さいから常備しやすい
- 手洗い、汚れの拭き取りに便利
- 汗ふきタオルとして使える
ただし、薄手のハンカチでは吸水性が低いです。
吸水力のある素材のハンドタオルを使用しましょう。
予備の着替え
入浴や排泄介助のときに、服が濡れたり汚れたりしてしまうことがあります。
万が一に備えて、着替えを用意しておきましょう。
マスク
新型コロナウイルスの影響で、マスクの着用は必須となりました。
通気性の良いマスクや、吸水速乾性のあるマスクがおすすめです。
また、夏用として冷感素材のマスクもあります。
仕事がしやすいマスクを選んでみましょう。
使い捨て手袋
マスク同様、感染予防の一環として必需品となった「使い捨て手袋」。
しかし、使い捨て手袋は感染予防以外でも活躍します。
利用者がトイレに間に合わなかった際や、体調不良で嘔吐してしまったときに便利です。
迅速に対応できるよう、常に備えておきましょう。
ビニール袋・ケース
汚れてしまった衣服、使い捨て手袋などを収納するために、ビニール袋は必須です。
用途に合わせて、2〜3枚は用意しておきましょう。
・買い物代行のお金入れとしても便利
買い物代行の際に、利用者と自分のお金を混ぜてしまうと、トラブルになる可能性があります。
小さなビニールケースを用意しておけば、金銭トラブルを防げるでしょう。
ポケットティッシュ
ポケットティッシュがあれば、ちょっとした汚れの対応に便利です。
ハンドタオル代わりとして、常備しておくと良いでしょう。
ウエットティッシュも一緒に携帯すると、より安心ですね。
飲み物
訪問ヘルパーの現場では、肉体労働が多いです。
水分補給をせずに働き続けていると、脱水症状を起こしてしまう危険があります。
飲み物を持参して、こまめな水分補給を心がけましょう。
訪問ヘルパーの便利グッズ10選
引用:https://www.photo-ac.com
続いて、訪問ヘルパーの便利グッズはこちらです。
- 万能ドライバー
- 撥水シャツ・パンツ
- 入浴介助エプロン
- 汗ふきシート
- 絆創膏
- 体温計
- ハンドクリーム
- 髪留め
- 爪切り
- アルコールスプレー
万能ドライバー
万能ドライバーは、業務に支障をきたすようなトラブルに役立ちます。
筆記用具と一緒に収納できるような、小さいサイズで構いません。
ただし、家具や電気器具の修理は、訪問ヘルパーが行えない仕事です。
あくまで緊急対応として、備えておきましょう。
撥水シャツ・パンツ
撥水シャツ・パンツは、表面で水を弾いてくれます。
入浴介助を行うときに便利です。
必需品である「着替え」の備えとして、撥水シャツ・パンツを検討してみてはいかがでしょうか。
入浴介助エプロン
撥水シャツ・パンツの代わりに、入浴介助エプロンを使うのも便利です。
ただし、実際の現場では使いづらいという声を聞きます。
訪問介護サービスの自宅入浴で、ヘルパーさんは入浴用エプロンを使用していますか?
私の知る限りでは、在宅での入浴介助にヘルパーがエプロンを使用しているという話は聞いたことがありません。
みんな、汗だくになり、あるいはお湯や水で濡れて、なんとか訪問先の御宅で着替えさせてもらって移動していると聞きます。
防水性能は高いですが、仕事向きではない場合があるようです。
現場環境によって、使い分けてみるといいでしょう。
汗ふきシート
訪問ヘルパーの現場では、介護によって汗だくになることがあります。
「汗の匂いが気になる…」という方は、汗ふきシートを持参しましょう。
ただし、シートの匂いが強すぎると、サービス利用者を不快にさせてしまうかもしれません。>
匂いが気にならない、消臭・無香料タイプがおすすめです。
絆創膏
介護中には、調理・掃除などで怪我をしてしまう可能性が考えられます。
そんなときの応急処置には、絆創膏が便利です。
自身の衛生面はもちろん、血液混入といったトラブルを防げます。
常備しておきましょう。
体温計
体温計は、サービス利用者が体調不良を訴えているときに使える便利グッズです。
利用者の体温を、的確に事業所に伝えることができます。
迅速な対応に役立てましょう。
ハンドクリーム
水場での仕事が多い訪問ヘルパーは、どうしても手荒れが避けられません。
手荒れのケアとして、ハンドクリームがおすすめです。
利用者が不快にならないよう、自身のケアにも気を使いましょう。
髪留め
業務中に髪の毛が気になる方には、髪留めが便利です。
髪の毛を束ねておけば、より働きやすくなります。
入浴介助による、湿気対策としても活用してみてください。
爪切り
訪問ヘルパーは、身だしなみに気を使わなければいけません。
「爪が伸びすぎているかも…」と気付いたときには、爪切りを持参しておくと便利です。
介護を行う前に、清潔に整えておきましょう。
▼訪問ヘルパーの爪切りに関する記事はこちらから。
>>訪問ヘルパーは爪切りできる?医師法に違反しないための知識
利用者の爪切りには注意が必要
爪切りがあれば、サービス利用者に「爪を切ってほしい」と頼まれたときにも、対応が可能です。
ただし、実施するには条件があります。
- 爪そのものに異常がない
- 爪付近に皮膚の炎症や化膿がない
- 利用者の容体が安定している など
こちらの条件に該当する爪切りは、医療行為となってしまいます。
訪問ヘルパーでは実施できません。注意しましょう。
アルコールスプレー
新型コロナウイルスの感染予防として、アルコールスプレーが欠かせなくなりました。
こちらを自分自身で常備しておけば、様々な場面で活用できます。
- 利用者の私物に直接触れるとき
- 爪切りをした後の本体消毒
- テーブルの消毒に使用 など
より安心、安全性を高めるために、いつでも殺菌・消毒できるようにしておきましょう。
訪問ヘルパーに適した服装・身だしなみとは?
引用:https://www.photo-ac.com
訪問ヘルパーは、介護に適した服装・身だしなみを心がけなくてはいけません。
最後に、訪問ヘルパーが気をつけるべき服装・身だしなみについて紹介していきます。
服装は動きやすさが第一優先
服装は、動きやすくストレッチ性の高い生地がおすすめです。
ポロシャツや、ベルトを必要としないジャージなどが良いでしょう。
靴は、足に負担がかからないスニーカーが最適です。
また、動きやすさだけではなく、安全性の高い服装を選ばなくてはいけません。
以下のような服装はNGです。
- ファスナー、ベルトなどの装飾
- 動きづらい厚手のジーンズ
- 清潔感がない服装
- 露出の多すぎる服装
- 派手すぎる服装 など
仕事がしやすく、利用者にとって安全で、不快感を与えない服装を選びましょう。
訪問ヘルパーがやってはいけない身だしなみ
服装以外には、身だしなみも気を配らなければいけません。
以下の点に注意が必要です。
- 派手すぎる髪色、髪型にしない
- ネイルやアクセサリーは必ず外す
- 爪は短く清潔にする など
事業所によっては、最低限の清潔感さえ保たれていれば、規則がゆるくなっていることがあります。
しかし、あくまで利用者の立場を考えて、身だしなみを整えることが最優先です。
利用者が安心して介護を受けられるように、努めていきましょう。
▼訪問ヘルパーの身だしなみに関してはこちらもご参考ください。
訪問ヘルパーの服装・身だしなみは安心・安全が鍵!好印象を与える見た目とは?
まとめ
引用:https://www.photo-ac.com
訪問ヘルパーの現場は、利用者の自宅環境によって、必要なものが異なります。
全ての利用者宅が、万全な仕事環境とは限らないのです。
万が一に備えて、本記事で紹介した必需品・便利グッズを参考にしてみてください。
また、持ち物に限らず、働きやすい服装・身だしなみを整えることも大事です。
利用者が気持ちよく介護を受けられるように、準備を怠らないようにしましょう。