訪問ヘルパーの服装・身だしなみは安心・安全が鍵!好印象を与える見た目とは?
訪問ヘルパーとして働くとき、どのような服装・身だしなみを心がけているでしょうか。
事業所によっては、指定している場所があるかもしれません。
しかし、「好きな服装で良い」と言われると、悩んでしまいますよね。
今回「みーつけあ」では、訪問ヘルパーに適した服装・身だしなみについて紹介していきます。
「服装が仕事に合っていない気がする…」
「サービス利用者から、見た目を指摘されたことがある」
このような経験がある方は、ぜひご参考ください。
訪問ヘルパーの服装で気をつけるポイント
引用:https://www.photo-ac.com
まずは、訪問ヘルパーの服装について紹介していきます。
訪問介護を行う上で、服装に重要なポイントは以下の4点です。
- 動きやすい服装
- 安全な服装
- 清潔感のある服装
- 色やデザインには注意が必要
くわしく説明していきます。
1.動きやすい服装を心がける
訪問ヘルパーの仕事は、利用者の体を支えながら行う機会が多いです。
できる限り、動きやすい服装を選ぶようにしましょう。
上着 | ポロシャツ、Tシャツ、ジャージ など |
---|---|
ズボン | チノパン、ストレッチパンツ、ジャージ など |
・ジーンズやスカート、ヒールはNG!
ジーンズは動きにくいため、おすすめしません。
スカートも、肉体労働が多い訪問ヘルパーには不向きです。
また、靴は脱ぎ履きが簡単で、歩きやすいものを選びましょう。
スニーカーなら、玄関先でスムーズに行動ができ、移動中は足の負担を減らせます。
緊急時に迅速な対応ができるよう、服装・靴は動きやすさを重視しましょう。
2.服装には安全性も必要!
動きやすさだけではなく、安全性を意識することも大事です。
上着なら、ボタンやファスナーなどの装飾が多い服は避けましょう。
利用者に引っ掛けてしまうと、怪我に繋がります。
ズボンは、ベルトを必要としないタイプがおすすめ。
なぜなら、ベルトが利用者を傷つけてしまう可能性があるからです。
紐パンツや、ゴムで腰を固定できるタイプのズボンを選びましょう。
3.清潔感のある服装
仕事着は、使う度に洗濯をして清潔感を保ちましょう。
洗濯を怠ると、臭いが残ってサービス利用者に不快感を与えてしまいます。
また、定期的に服を買い替えることも大事です。
服は着るほど伸びて、ヨレヨレになってしまいますからね。
伸び切った服装では、利用者から「だらしない」と思われてしまいます。
汚れた服はちゃんと洗い、見た目がだらしなくなった服は、買い替えましょう。
4.服装の色・デザインには気を使おう
動きやすくて安全な服装であっても、派手すぎると利用者に不快感を与えてしまいます。
奇抜なデザインは避け、シンプルで落ち着いた配色の服装を選びましょう。
・黒色は死を連想させるため控える
黒い服は、喪服や死を連想させるため、介護業界ではNGとされています。
「ズボンだけならOK」としている事業所もありますが、詳しくは各事業所の責任者に確認をしましょう。
訪問ヘルパーの服装はユニクロで揃えても大丈夫?
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訪問ヘルパーに適した服装が分かっても、どこで買うべきか悩んでしまいますよね。
結論から言うと、ユニクロ製品を介護ユニフォームとして活用することは充分可能です。
日常生活と兼用で介護服を選びたい方は、「ユニクロで買っている」という場合があります。
とくに、ユニクロのストレッチパンツは機能性が高く、訪問介護と相性が良いです。
ポロシャツならば、シンプルな色合いが揃っているので、選びやすいのではないでしょうか。
専門服との違いは耐久性
ユニクロの服は、あくまでファストファッションです。
ファストファッションとは、流行りを取り入れた低価格帯の衣類のこと。
介護服を専門に扱っている会社に比べたら、やや洗濯耐久力や丈夫さが劣ります。
使用頻度が高く、「服の寿命が短い気がする…」と感じるのであれば、介護専用ユニフォームを購入してみるといいでしょう。
訪問ヘルパーは服装だけが全てじゃない!
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訪問ヘルパーが気を付けなければいけないのは、服装だけではありません。
ここからは、身だしなみについて紹介していきます。
1.髪色・髪型は派手過ぎないほうが良い
訪問ヘルパーは、介護が行いやすいように髪型を整えておく必要があります。
長すぎたり、清潔感のない髪型は、印象を悪くするので注意が必要です。
髪の毛が邪魔になるのであれば、髪留めでしっかり束ねましょう。
また、髪色は落ち着いた色をおすすめします。
金髪や、奇抜な色合いは控えましょう。
アクセサリーは外そう
アクセサリーは、ボタンやファスナー同様、怪我に繋がる可能性があります。
ピアス、指輪類は外して介護業務に取り組みましょう。
・結婚指輪は事業所の考え方によって異なる
基本的には、「結婚指輪以外のアクセサリーは外すように」と、定めている事業所がほとんどです。
しかし、「結婚指輪であっても業務中は外すべき」と定めている事業所がある可能性はあります。
その場合、事業所のルールには従わなければいけません。
「どうしても受け入れられない」というのであれば、自分に合った事業所への転職を検討しましょう。
爪を切って清潔感を保つ
訪問介護を行う前に、爪は必ず短くして整えておきましょう。
爪が長いと怪我の原因に繋がります。
利用者によっては「爪が気になる」と、気分を害してしまう方がいるかもしれません。
・ネイルは派手すぎなければ許している事業所が多い
ネイルは原則禁止です。
しかし、爪を短く綺麗に整えていれば、派手すぎないネイルを許可している事業所もあります。
利用者によっては、ネイルが話題作りのキッカケになることがあるかもしれません。
ネイルをしたい方は、事業所と相談して、最低限のルールは守りましょう。
▼面接対策をしたい人は、以下の記事もご参考ください。
>>登録ヘルパーの面接は受からないケースもある?!対策や気をつけるポイントについて
>>登録ヘルパーの面接で使える豆知識!服装や履歴書の書き方について
訪問ヘルパーに必要な持ち物とは?
引用:https://www.photo-ac.com
最後に、訪問ヘルパーの持ち物について紹介していきます。
よく話題になる持ち物がこちら。
筆記用具・メモ帳 | 介護の記録、業務メモなどに必要 |
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スマホ(携帯電話) | 緊急時の報告・連絡・相談に必須 |
ハンドタオル | 汚れの拭き取り、汗拭きなどに活用 |
着替え | 介護中に、服が汚れてしまった際の予備として必要 |
マスク・使い捨て手袋 | 衛生管理、緊急時の対応として必需品 |
ビニール袋・ケース | 汚れた服、マスクなどの収納に活用 |
飲み物 | 脱水症状を防止するための水分補給として必需品 |
想像していた以上に多いですよね。
しかし、これらはあくまで一部です。
現場環境や季節によっては、さらに持ち物を調整しなければいけません。
「利用者の自宅であれば、何でも揃っている」という、固定観念は捨てましょう。
訪問ヘルパーの便利グッズ
持っていれば役立つ便利グッズも紹介します。
撥水加工のシャツ・パンツ | 入浴介助の現場で水をはじいてくれる便利アイテム |
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汗ふきシート | 現場が続くときの汗対策に便利 |
ハンドクリーム | 手荒れが気になる方にとっては必需品 |
折りたたみ傘 | 予定外の雨天で役立ちます |
現場が慣れていないうちは、「〇〇を持ってくればよかった…」というシチュエーションが多いかもしれません。
事前に少しでも準備を整えて、訪問介護の仕事に役立てましょう。
▼訪問ヘルパーの必需品に関する詳しい記事はこちら
>>訪問ヘルパーの必需品を一挙公開!便利グッズや必要なものとは?
まとめ
引用:https://www.photo-ac.com
利用者に寄り添える要素は、仕事の良し悪しだけではありません。
適切な介護業務を行っていたとしても、清潔感のない服装・身だしなみでは、利用者の印象が悪くなります。
利用者の満足度をさらに上げたい方は、本記事で紹介したポイントを改めて確認してみてください。
利用者が安心・安全に介護を受けられるよう、服装や身だしなみに気を使っていきましょう。