介護ヘルパーにお礼はするべき?お礼をしたいときの対処法3選
介護ヘルパーにお世話になった際、「何かお礼をしなくて良いのか…」と悩む方は多いのではないでしょうか?
お金や粗品を渡すのが常識だと考える人も多いですが、実際は必要ありません。
お礼が必要ない理由を含め、「みーつけあ」では「介護ヘルパーにお礼をすべきか?」について解説していきます。
最後まで読んでいただければ、介護ヘルパーへのお礼事情がわかりますよ。
介護ヘルパーにお礼をするべきか?
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介護ヘルパーへの金銭・物品でのお礼は必要ありません。
その理由は無償で介護をしているのではなく、仕事として行っているからです。
また多くの事業所では、利用者本人およびご家族からのお礼は受け取っていません。むしろ断るように定められているケースが大半です。
そのため金銭やお菓子、物でのお礼は不要です。かえって返却に時間をとってしまうことがあるので、感謝の気持ちを伝えるだけで十分でしょう。
介護ヘルパーに迷惑をかけた場合
「他の利用者の方よりも多大な迷惑をかけてしまった…」
という場合、個別にお礼をすべきか迷いますよね。しかしどれほど迷惑をかけたとしても、お礼は不要です。
なぜなら利用者に対し、適切な介護サービスを提供するのが介護ヘルパーの仕事だからです。
要介護度や必要な介護の度合いにかかわらず、利用者のサポートをするのはプロとして当然のこと。
そのため特別なお礼は必要ないと押さえておきましょう。
介護ヘルパーにお礼をしたい場合の対処法3選
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介護ヘルパーへのお礼は以下3つがオススメです。
- 感謝の気持ちを口頭で伝える
- 手紙を渡す
- 施設のイベントやレクリエーションに参加
それぞれ詳しくみていきましょう。
1. 感謝の気持ちを口頭で伝える
介護ヘルパーへのお礼1つ目は「感謝の気持ちを口頭で伝える」です。
「あなたがケアしてくれたおかげで幸せでした」「次回もあなたにお願いしたい」などの言葉は、ヘルパーにとって大きな励みになります。
さらに電話やメールよりも、対面で表情を見た方が気持ちは伝わりますね。
そのため施設や事業所に連絡をし、直接感謝を伝えるのがオススメです。
2. 手紙を渡す
介護ヘルパーへのお礼2つ目は「手紙を渡す」です。
金銭や物品でのお礼は受け取ることができませんが、手紙であれば問題ない場合がほとんどです。
また手紙という形に残すことで、ヘルパーのモチベーション向上につながります。見返すことで励みとなり、長期的に役立つことができるのです。
ただし手紙に金銭を封入しないよう注意しましょう。「手紙であればコッソリ渡せる」と考える方も多いですが、施設や上司に共有されることが多いです。
3. 施設のイベントやレクリエーションに参加
介護ヘルパーへのお礼3つ目は「施設のイベントやレクリエーションに参加」です。
デイサービスやグループホームなど、季節のイベントやレクリエーションを実施する施設は多いです。
そういった施設では参加者が固定されてしまいます。そのため外部の参加者がいることで、ヘルパーおよび利用者のモチベーション向上につながるのです。
土日や祝日など空いた時間に参加し、お世話になったヘルパーに貢献しましょう。
介護ヘルパーがお礼を受け取ってしまったときは?
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介護ヘルパーでお礼を受け取ったら、すぐ上司へ報告しましょう。
施設・事業所の規則としてお礼の授受が禁止されている場合、規則違反として評価が下がる可能性があります。返却に時間を割く必要も出てくるため、デメリットは多いです。
感謝の気持ちゆえ断りづらいかと思いますが、利用者やご家族の気持ちだけ受け取れるよう工夫してみてください。
お礼を返す際のコツ
お礼を返却する際は、感謝の気持ちがうれしいと素直に伝えつつ、「決まり事として受け取れない」と事実を述べましょう。
利用者やご家族は心から感謝しているからこそ、お礼をくださっています。そのため前提として、感謝の気持ちに応えるのは必須です。
ただ同時に「規則として断らざるを得ない」という事実を添えることで、冷静に対処できます。
対面・手紙などの手段を問わず、お互い気分を害さないよう冷静に対応しましょう。
まとめ
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介護ヘルパーへのお礼は規則違反につながりかねないため、言葉や手紙で行うのがオススメです。
ヘルパーとしても、感謝の気持ちを伝えてもらえるのは励みになります。規則に沿った形で感謝を伝えるよう工夫してみてください。
またヘルパーの場合は、金銭および物でのお礼は受け取らないようにしましょう。上司へ報告し、冷静に対処することでよい関係性を維持できます。