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介護ヘルパーの「病院付き添いサービス」とは?【料金がわかる】

介護ヘルパーの「病院付き添いサービス」とは?【料金がわかる】

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「遠方に住む両親の通院に付き添えない」
「毎日の病院付き添いは疲れるので、ヘルパーにお願いしたい」

高齢になると必要不可欠なのが「通院」です。病院への準備や移動など、1人で行うには不安が多いと思います。

そんな通院へのサポートとして役立つのが「病院付き添いサービス」です。訪問介護サービスの1種で、自己負担1割で通院をサポートしてもらえます。

今回「みーつけあ」では、病院付き添いサービスの内容や、料金について紹介していきます。

介護保険が適用される介助とされない介助を理解して、費用を抑えながら通院への負担を軽減しましょう。

介護ヘルパーの「病院付き添いサービス」とは

介護ヘルパーの「病院付き添いサービス」とは

介護ヘルパーが病院まで付き添い、サポートをするサービスが「通院介助(通院等乗降介助)」です。

通院前の持ち物準備や、車で送迎する際の乗り降りサポートが主なサービス内容となります。

また、訪問介護は通院介助以外にも、利用者の身体に触れて介助をする「身体介護」と、家事全般をサポートする「生活援助」というサービスがあります。

事業所によっては、通院介助を「身体介護」として算定しているケースが多く、通院等乗降介助での契約は少ないです。

通院介助のサービス内容

通院介助では、主に以下のサービスを提供しています。

  1. 通院の準備(着脱衣や持ち物準備など)
  2. 病院へ向かう
  3. 病院への送り出し(診察券をとるまで)
  4. 施設や自宅へ向かう

院内での待ち時間や、薬局・スーパーなど「他所への移動」は、通院等乗降介助として算定されません。

あくまで、「日常生活に必要な通院をサポートする」ということが前提です。そこから外れるサービスは、介護保険適用外である点に注意しましょう。

介護ヘルパーによる通院介助サービスの料金は?

通院介助は「通院等乗降介助」という単位で計算されます。

通院介助の料金は、1回につき99単位(1単位10円の場合990円)です。このうち1~3割が自己負担となります。

また通院に関する介助を「身体介護」として算定する場合、料金は以下のとおりです。

サービス内容項目単位数1単位10円としたときの費用目安
身体0120分未満の身体介護167単位1,670円
身体120分以上30分未満の身体介護250単位2,500円
身体230分以上1時間未満の身体介護396単位3,960円
身体31時間以上1時間半未満の身体介護579単位5,790円
身体41時間半以上2時間未満の身体介護663単位6,630円

参考:厚生労働省「報酬算定構造・サービスコード表等」

▼介護ヘルパーの料金に関する記事はこちらもご参考ください。
>>介護ヘルパーを依頼するまでの流れとは?各サービスの料金や種類についても紹介

通院介助サービスのメリット・デメリット

通院介助のメリットは、「安心して通院できること」「入退院をスムーズに行えること」の2点です。

家族が遠方に住んでいる場合や、仕事等で時間がとれない場合、通院介助を利用すれば介護職員が付き添ってくれます。

一方で、通院介助のデメリットは、「要支援の場合は利用が難しい」「自費になる部分が高い」という2点です。

要支援1・2の認定を受けた場合、「1週間のうち1時間だけ」といったように、時間を決めて介護計画を立てます。

そのため、1時間以内に通院と診察を終える必要があるのです。

仮に病院まで20分かかると想定すると、移動だけで往復40分です。診察時間を含めれば、要支援での利用は難しいことが分かります。

また要介護1~5だとしても、電車移動や診察の時間は「とくに介護が発生していない時間」と捉えられるケースが多いです。

そのため「介護報酬」の金額が下がり、電車や診察時間分の料金は自費で補うことになります。

介護ヘルパーの病院付き添いサービスでできること・できないこと

介護ヘルパーの病院付き添いサービスでできること・できないこと

通院介助のメリット・デメリットは理解できたでしょうか。

メリット・デメリットに加えて、通院介助は「できること・できないことがある」という点にも注意が必要です。

そこでここからは、介護保険が適用される通院介助を「できること」、自己負担が発生する通院介助を「できないこと」として解説していきます。

「できること・できないこと」を理解することで、どのようなサービスを提供してもらえるのか把握できますよ。

病院付き添いでできること

病院付き添いサービスで「できること」は、以下のとおりです。

  • 通院の準備(着脱衣や持ち物準備等)
  • 車いすを含む徒歩での移動介助
  • 公共交通機関やタクシーへの乗降介助
  • 受診手続きの補助
  • 診察室への移動介助
  • 薬局への移動介助

原則として、電車で座っている時間等は介護保険に算定されません。

ただし、「待ち時間に排せつ介助が必要」といった事情がある場合、身体介護として認定される可能性があります。

また院内では介護保険でなく、医療保険が適用となる点にも注意が必要です。

病院付き添いでできないこと

病院付き添いサービスで「できないこと」は、以下のとおりです。

  • ヘルパーや家族の自家用車で病院へ向かう
  • 院内待ち時間の付き添い(身体介護が必要な場合を除く)
  • 自宅以外での待ち合わせ
  • 通院のついでに他所へ寄る
  • 薬局での薬の受け取り

上記は、原則的に通院等乗降介助の算定に含まれません。

ただし2020年に行われた「第189回社会保障審議会介護給付費分科会資料」にて、通院介助の範囲が広がりました。

デイサービスから病院間や、病院から他病院までの移送も通院介助に含まれると決定しています。

介護ヘルパーの病院付き添いサービスはこんな人におすすめ

介護ヘルパーの病院付き添いサービスはこんな人におすすめ

介護ヘルパーの病院付き添いサービスは、以下のような人におすすめです。

  • 遠方に住む両親の病院に付き添えない
  • 急な入院に対応できず困っている
  • 院内で常に付き添うことが難しい

普段の通院はもちろん、急な入退院に対するニーズを満たすことができます。

また、入院時に「洗濯」「買い物」といったサポートをお願いできるのもメリットです。

では実際に、どのように利用したいと考えている人がいるのでしょうか。

利用例についても見てみましょう。

病院付き添いサービスの利用例

病院付き添いサービスの利用例を紹介します。

まずは「母親が入院したが、自分は仕事で遠方に住んでいる」というケースです。

このケースでは、「入退院の付き添い」と「院内での付き添い」を組み合わせることで、安心して入退院を行えます。

続いて「有料老人ホームに入居している父の通院」です。

介護施設では病院内の付き添い対応が難しいため、「院内での付き添いと一部介助」のみを利用します。

このように、利用する人のライフスタイルに合わせて、柔軟にサービス内容を組み合わせてみてはいかがでしょうか。

病院付き添いの自費サービスについて

病院付き添いの自費サービスについて

介護保険適用外のニーズがある場合には、自費サービスの利用がおすすめです。

「薬局で薬を受け取りたい」「通院のついでにスーパーへ行きたい」といった細かなニーズを満たせることが、自費サービスの特徴といえます。

ただし、自費サービスの料金は全額自己負担です。

自費サービスの料金は、事業所によって異なります。目安としては、1時間2,500~3,000円程度が多いです。

利用の際には、必ずサービス料金を確認しましょう。

▼自費サービスに関する記事は、こちらもご参考ください。
【介護保険外】訪問ヘルパーの自費サービスとは?料金や内容を徹底解説!

まとめ【介護ヘルパーによる病院付き添いは必要部分のみ算定】

まとめ【介護ヘルパーによる病院付き添いは必要部分のみ算定】

介護ヘルパーによる病院付き添いサービスは、高齢者が安心して通院するうえで重要なサービスです。

通院に必要不可欠な部分以外は、介護保険に適用されないことを押さえましょう。

そのほかの通院介助をお願いする場合は、自費サービスの利用もおすすめです。

環境やライフスタイルに合わせて、自分にあったサービスを選んでみてはいかがでしょうか。

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