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【介護ヘルパー必読】おむつ交換の方法について徹底解説!

【介護ヘルパー必読】おむつ交換の方法について徹底解説!

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介護ヘルパーとして働きたい人なら、「おむつ交換の方法について詳しく知りたい」と思っている人は少なくありません。

介護が必要になった利用者に身体介護サービスを提供する場合、おむつ交換を行う機会も必ず出てくるでしょう。

そこで、今回「みーつけあ」では、介護ヘルパーのおむつ交換について、必要なものやおむつ交換の手順について徹底解説します。

おむつ交換における注意点や、よく聞く話などについてもまとめてみました。

正しいおむつ交換の方法を理解して、介護現場で役立てましょう。

介護ヘルパーのおむつ交換に必要なもの

介護ヘルパーのおむつ交換に必要なもの

介護ヘルパーのおむつ交換に必要なものをあらかじめ理解しておくことで、より効率的に業務を行うことができます。

実際に、介護ヘルパーは寝たきりの利用者の介護を行うことが多く、おむつ交換が必要な場面は多いです。

おむつ交換に必要なものは、主に下記3つの種類に分けられます。

  1. おむつ交換に必要な道具
  2. 陰部洗浄に必要な道具
  3. 心の準備

まず始めに、それぞれの特徴について紹介します。おむつ交換における基本的な知識なので、ぜひ参考にしてください。

準備1.おむつ交換に必要な道具

おむつ交換に必要なものは、利用者や事業所によって異なります。しかし、基本的には使い捨てられる清潔なものを用意しましょう。

具体例としては、下記の道具が挙げられます。

  • 介護用エプロン
  • 使い捨ての手袋
  • 清掃用使い捨てタオル
  • ケアシーツ
  • 保湿クリーム
  • ティッシュ
  • 手指消毒剤 など

利用者の状態に合わせて必要なものを事前に確認しておくことで、トラブルを避けることが可能です。

準備2.陰部洗浄に必要なもの

陰部洗浄は、感染症や肌トラブルを予防するための目的があります。

なぜなら、陰部はとくに細菌が溜まりやすいからです。

陰部洗浄に必要なものは、「陰部洗浄用のシャワーボトル・洗浄料・使い捨てタオル」などが挙げられます。

利用者によっても異なりますが、基本的には低刺激の洗浄料を使用するといった配慮が必要です。

また、利用者の自尊心や羞恥心などの配慮を行うことも、精神的負担を軽くするために重要なポイントです。

準備3.心の準備

おむつ交換をすることに、抵抗がある介護ヘルパーは少なくありません。

そのため、おむつ交換をする際にはあらかじめ心の準備を整えておきましょう。

事前に心の準備を整えることで、回数を重ねるごとにおむつ交換に慣れることができます。

利用者によっても精神的な負担が大きいため、できるだけ短時間でスムーズに終わらせるための工夫も必要です。

介護ヘルパーのおむつ交換手順

介護ヘルパーのおむつ交換手順

「介護ヘルパーのおむつ交換手順について知りたい」と思っている人もいるのではないでしょうか。

おむつ交換手順を知っておくことで、効率よくおむつ交換をすることはもちろん、利用者の満足度を上げることにも繋がります。

具体的なおむつ交換手順については、下記4つが挙げられます。

  1. おむつの準備をする
  2. おむつの当て方
  3. おむつ交換の後処理
  4. おむつ交換の失敗例

介護ヘルパーとして働くうえで、おむつ交換の業務は避けられません。交換手順についても、しっかりと理解することが大切です。

それぞれの手順について、詳しく見ていきましょう。

1.おむつの準備をする

まずは、おむつ交換をする前におむつを開き、縦の中心で折って左右に伸ばします。

パッドもおむつ同様に、縦半分に折ってからギャザーを立てて使用します。

おむつ交換をする際には、汚物類が直接床に置かれないように、レジ袋や新聞紙をあらかじめ準備しておきましょう。

2.おむつの当て方

利用者がベッドに横に寝るように介助を行い、実際におむつ交換を始めていきます。

身体の中心におむつをしっかりと合わせて、背骨に当てながらおむつのゴムがウエストに来るように左右に伸ばしてください。

次に、仰向けになってもらって奥側からおむつを引き出してから、ウエストの位置を調整しながらテープを止めます。

テープの締め付け具合については、指一本が入るくらいに調整しましょう。

3.おむつ交換の後処理

おむつ交換の後処理をする際には、衛生面に気をつけないと陰部から感染症を引き起こす可能性があります。あらかじめ注意しましょう。

とくに女性の場合だと、肛門と尿道が近い位置にあるため、便が尿道に入ってしまい感染症になってしまうリスクがあります。尿道側から肛門の順番で陰部を拭くようにしましょう。

陰部洗浄後は、利用者を横に向けてから新しいおむつ交換を行います。

4.おむつ交換の失敗例

おむつ交換の失敗例として、介護ヘルパーとして働き始めた際に、おむつ交換した後、利用者のご家族から「排泄物が漏れている」と連絡があったケースが挙げられます。

利用者の自宅に確認をしたら、お腹まわりにピッタリとおむつが着いておらず、そけい部に合っていないことが原因で、排泄物が漏れてしまったとのことでした。

おむつ交換後には、再度おむつが利用者の身体にフィットしていることを確認することで、排泄物が漏れるのを防ぐことが可能です。

介護ヘルパーがおむつ交換するときの注意点

介護ヘルパーがおむつ交換するときの注意点

介護ヘルパーがおむつ交換をするときの注意点について理解しておくことで、よりトラブルを防ぐことができます。

この記事では、下記3つをピックアップしました。

  1. 衛生面に気をつける
  2. プライバシーの配慮
  3. 健康状態に気を配る

それぞれのおむつ交換の注意点を理解して、日々の業務で役立てましょう。

注意点1.衛生面に気をつける

おむつ交換をする際には、衛生面に気をつけることで感染症を引き起こす原因を防ぐことができます。

陰部洗浄や清拭時に、排泄物が尿道に入ってしまって、感染症を引き起こしてしまう利用者は少なくありません。

排泄物を綺麗に拭き上げる際には、尿道から肛門の順番で拭くことで感染症を防ぐことが可能です。

注意点2.プライバシーの配慮

おむつ交換は、介護ヘルパーにも負担が多い業務ですが、利用者にとっても精神的・身体的負担が大きくなります。

そのため、利用者の自尊心を傷つけないように気配りをすることが重要です。

おむつ交換をする際には、コミュニケーションを取りながら警戒心を解いていき、信頼関係を築いていくことを意識しましょう。

注意点3.健康状態に気を配る

おむつ交換の際には、利用者の健康状態に気を配ることも大切です。

利用者の排泄物に異常がないかチェックすることによって、体調不良の早期発見にも繋がります。

また、利用者によっては寝たきりの人もいます。おむつ交換時には、皮膚の状態に異常が無いかを確認しておくことも必要です。

常に視野を広くして、利用者の体に異常がないのかチェックするように気を配りましょう。

おむつ交換を拒否されたときの対処法

おむつ交換を拒否されたときの対処法

ここからは、おむつ交換を拒否されたときの対処法について確認していきましょう。

対処法を知っておくことで、状況の悪化を防ぐことはもちろん、利用者との関係性を改善することにも繋がります。

この記事で紹介するおむつ交換を拒否されたときの対処法は、下記3つです。

  1. ある程度の時間を置く
  2. タイミングを見計らう
  3. おむつ交換という言葉を使わない

おむつ交換を拒否されたときの対処法を理解して、実際に現場で役立てましょう。

対処法1.ある程度の時間を置く

おむつ交換を拒否された場合、利用者とある程度の時間を置くことで解決する場合があります。

利用者におむつ交換を拒否されたときに、おむつ交換の必要性を無理やり伝えようとしても逆効果になってしまうので注意しましょう。

決して怒ったりせずに、利用者の機嫌を観察しながらおむつ交換を行う流れを作ることで、スムーズにおむつ交換をすることができます。

対処法2.タイミングを見計らう

おむつ交換を拒否されることを防ぐためには、タイミングを見計らうことも視野に入れましょう。

利用者が排泄するタイミングで、トイレに行くように誘導することで、トイレで排泄してスムーズにおむつ交換を行うことが可能です。

例として、起床時や食後など、排泄があると予想できるタイミングでトレイに誘導することをおすすめします。

日頃から利用者が排泄をするサインを見逃さないことも、重要なポイントです。

おむつ交換という言葉を使わない

利用者によっては、「おむつ交換」という言葉に抵抗がある人もいます。その場合は、「おむつ交換」という言葉を使わないことも対処法の一つです。

おむつ交換をする際には、なるべく利用者に排泄と関連しないような言葉を選びましょう。

例として、「皮膚の異常が無いか確認させて下さい」「汗をかいているので、新しいパンツに履き替えましょう」などが挙げられます。

相手の立場に立って、言葉を選んで会話をすることが大切です。

介護ヘルパーのおむつ交換でよく聞く話

介護ヘルパーのおむつ交換でよく聞く話

最後に、介護ヘルパーのおむつ交換でよく聞く話について紹介します。

現場の声を知ることで、おむつ交換をする際に役立てることができ、利用者の満足度も上げられるでしょう。

介護ヘルパーのおむつ交換でよく聞く話として、2つの例を挙げました。

  1. 介護ヘルパーの業務はおむつ交換が多い
  2. 利用者のご家族から感謝される

それぞれの介護ヘルパーのおむつ交換でよく聞く話について、紹介します。

よく聞く話1.介護ヘルパーの業務はおむつ交換が多い

介護ヘルパーとして働いている人のなかには、「介護ヘルパーはおむつ交換の業務が多い」と愚痴を漏らす人がいます。

実際に、介護ヘルパーとして働き始めた人が、「ご飯をあげたりお風呂にいれたりするだけかと思ったら、排泄処理ばかりで辛い」という理由から、わずか1年未満でやめてしまうことも少なくありません。

介護ヘルパーは、相手がして欲しいことの全てを支えるのが仕事です。

半端な覚悟では、長続きしないのかもしれませんね。

よく聞く話2.利用者のご家族から感謝される

介護ヘルパーは身体的・精神的にも大変な職業です。しかし、その分利用者の家族から感謝される機会があるため、やりがいを感じる介護ヘルパーが多いです。

ご利用者様の喜んでくださる姿。必要とされていると感じる事が多い。人生の先輩から聞ける貴重なお話、助言はとても勉強になります。
毎回感謝されると素直に嬉しいです。

引用:【職種】訪問介護員(ホームヘルパー)が明かす仕事の本音

介護ヘルパーは利用者やそのご家族からもらった感謝の言葉は、業務のモチベーションにも繋げることができます。

まとめ

まとめ 介護ヘルパー おむつ交換

今回「みーつけあ」では、介護ヘルパーのおむつ交換について、必要なものやおむつ交換の手順などについて徹底解説しました。

おむつ交換をする際には、利用者の立場になって行動をすることが大切です。

おむつ交換の注意点としては、「ある程度時間を置く」「タイミングを見計らう」「おむつ交換という言葉を使わない」の3つの注意点を覚えておきましょう。

今回紹介した内容を参考にして、日々行っているおむつ交換に活かしてみてはいかがでしょうか?

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